色温度?
昨日のマーマレード色のお話に続いて,今朝また東の空を見ていて,色々!?考えました.
朝焼けって,最初はピンクっぽくて,それがだんだんオレンジ色,レモン色,と変わっていきますよね.なんでだっけ?と考えて,まず思い出したのは色温度です.
ラン仲間のK田さんは,熱処理の名工.加熱した金属の温度をその色でぴたりと当てられます.低温の赤っぽい色から温度が高くなるとだんだん白っぽくなっていくんですね.
それでは太陽は上るにつれて温度が上がる? そんなはずはないですよね.
実際には,最初は太陽光が通過する大気の層が厚いため,青色光のような短波長の光線は散乱されて,長波長の赤色光が多く届くために赤く見えます.
それが太陽が上るにつれて通過する大気の層が薄くなるため,だんだん長波長の光も届くようになって色が変わっていくと思われます.