走れ!グイグイ走れ!

オグリキャップ

性別
年齢50歳
身長174.0cm

2010年10月から走り始めました。週末には主に都筑緑道で走っています。2016年の別大で50歳にしてサブ3を達成しました。「走った距離は裏切らない」「キツイ練習こそ真の実力を養成する」。再びのサブ3が目標です。

今後の予定

自己ベスト

惨敗…長野マラソン


~~ かなりの長文です。悔しさを忘れないために書きます ~~

長野マラソンを走ってきました。言い訳からすると、向かい風にやられましたが、それ以上に1回サブ3を達成してしまったために「絶対に設定タイムで走りきるぞ!」という気持ちがなく、そんな精神的な弱さでボロボロの結果になってしまったように思います。もう一度、来季に向けてやり直します。

長野には前日入り。今回は長野に単身赴任中のなべちんに大変お世話になりました。TR2ECからは、なべちんの他にハレハレ君、そねっち、クワトーさんそして私の5人が出場。なべちん、そねっち、ハレハレ君は2時間40分ほどで走る快速ランナーなので、彼らをお待たせしないように私もサブ3 が目標でした。
天気予報では朝から雨&強風でしたが、幸いにしてスタート時は雨は降っていませんでした。しかし風は強くて暑い。スタート時刻(8時30分)の公式気象状況は曇り、気温18.5度、湿度42.0%、南西の風7.5mでした。

スタートから5キロぐらいまでは快調。別大で30キロ地点まで一緒に走った星さんを見つけて一緒に走ることを約束し付いていきました。善光寺への上りも難なく上り、そこからの下りも大勢の応援を受けながら軽快に下りました。

しかし暑い。給水所では水を背中にかけてしのぎます。そして強い向かい風。7キロぐらいで南に向かうときに前に進まない感覚になりました。

ここで言い訳その2。私は左足のアキレス腱下に骨が出っ張っているところがあ り、そこがいつも靴擦れになります。今日もそれを懸念してジェル状のプロテクトシールを貼っていたのですが、張った場所がずれていたのか若干の痛みを感じ始めました。

10キロ地点でスピードが上がった星さんについて行けなくなりました。別大の時のような余裕がありません。なんとかキロ4分15秒を上回らないように走ります。15キロを過ぎると先頭を行くランナーとすれ違います。なべちん、そねっち、ハレハレ君に手を挙げて合図を送りエールを交換。ここが限界でした。

17キロのエムウェーブを周回しているときに吹いた突風で一気に心が折れました。

私のブログタイトルは「走れ!ぐいぐい走れ!」です。これは6年前に走り始めたときから変えていません。私の走 り方は決して軽い走り方ではありません(体重も重いし…)。どちらかというと馬力で走るタイプだと思っています。なのでそれを逆手にとって上り坂にも負けない、風にも負けない走り、つまりどんな条件でも力を出せる走りを目指してきました。それを「ぐいぐい」という言葉で表現したわけです。

しかしこの日は簡単に風に負けてしまいました。目指してきた走りが出来ないことで一気に心が萎えました。

18キロ地点でクワトーさんに抜かれました。もうそこからは頭の中をぐるぐる駆け回る「リタイア」という言葉との戦いでした。2年前の大失敗レース「古河はなもも」(4時間21分27秒で完走)のことを何度も思い出しました。

さらに悪いことに雨が降りだしてきました。 軽快に走っていたら体を冷やしてくれるシャワーに感じたでしょう。とはいえ風も強いのでまさに台風並みの暴風雨ですが…。しかしもうスピードのでない私はこの雨でどんどん身体が冷えてくるのが分かります。低体温症になっちゃうんじゃないかとも思いました。

歩きも混じる走りになりました。給水所では立ち止まってスポーツドリンクを飲み、係員の高校生たちと言葉も交わしました。暴風雨の中で給水、給食係をしていただいているボランティアや、応援してくれている子どもたちお年寄りに力をもらいなんとかゴールを目指しました。

33キロ地点ではQちゃんとハイタッチを交わしました。あなたはスゴイ。フルマラソンでホントに苦しいところを知ってます。って私は17キロ以降、 ずっと苦しかったですが…。でもQちゃんとハイタッチを交わしたことでかなり元気が出ました。

残りキロ数を数えながら、35キロ以降はキロ表示を地点を通過すると「あと○キロ」と叫びながらゴールを目指しました。天気も良くなって太陽が照りつけてきました。1日でどれだけコロコロ天気が変わるんでしょう。しかしながら相変わらず風は強いです。

で、とうとうゴールを迎えます。長野マラソンは野球場がゴール。人工芝を踏みしめながら最後ぐらいは元気を出してピッチを上げました。3時間20分は何とか切りましたが、情けないマラソンをしてしまいました。

うーん。マラソンはやっぱり気持ちです。風に負けたというよりも、17キロ地点で心が折れてしまったことが悔しいです。別大でサブ3を達成したことで、別大以降にモチベーションが上がらないまま練習を続けたツケが来たとも言えます。今秋の再度のサブ3に向けてもう一度やり直します。

ぐいぐい走りこむぞ!

コメント