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今後の予定

自己ベスト

別府大分毎日マラソン 中途半端なタイム

3年連続4度目の別府大分毎日マラソンを走ってきました。

当初の予定では「キロ4分20秒~30秒ペース。ネガティブスプリットで走ってゴールタイムを3時間5分以内でまとめる」でした。

天気予報に反してスタート時は曇りで気温12度。風もなく、雨上がりで湿度も高くて呼吸がしやすい絶好のコンディション。初のカテ3からのスタートで、スタートロスは19秒でした。

さすがに周りが速い。4分20秒程度に落ち着けたいのですが、ゆるやかに下っていることもあってスピードが出てしまいます。最初の1キロを4分09秒で入ってしまいましたが、脚も軽いしまーこのまま行ってみるかと思って4分15秒を刻む事にしました。

2キロほど行くとちょうどいいペースで走っている女性を見つけたので、その人にペースを合わせてレースを運びます。途中でIINOさんとおしゃべりして併走しましたが、第1折り返先の橋の下りで離されたので付いていくのをやめました。

相変わらず脚は軽く「このまま行けばサブ3」とも思いました。

しかしうみたまご付近(20キロ)で前年のような楽な感じはなくなってきました。周囲はサブ3を狙って淡々とキロ4分15秒を刻む集団です。集団走になっていて気分的には楽なのですが、脚に疲労が出てきました。

中間点では自分に檄を入れる意味で「あと半分です。みんなでサブ3しましょう」と声を上げると、周囲の人たちも「オー!」と反応してくれました。

大分の市街地に入り、27キロ地点の美術館では大学時代の友人のタムさんが待っていてくれます。沿道のタムさんをみつけ「頑張れ」の声援に「応援ありがとう」と返答しました。

30キロを過ぎていよいよ苦しくなりましたが、33キロの給水所のハリーさんにかっこわるい走りは見せられません。

が、すでに脚は重くラップは4分21秒、4分27秒と落ちていました。

33キロ給水の最後のテーブルでハリーさんを見つけてハイタッチしようとしましたが、私とハリーさんの間をランナーが走り抜けてハイタッチ出来ず、苦笑いをハリーさんと交わして通過しました。

ここから先が地獄でした。とにかくキツイ。ペースはズルズルと5分30秒まで落ちました。

「絶対にサブ3する」という強い気持ちもなくレースに挑んだ結果です。

40キロ地点から少しだけペースを戻して、競技場では何人かを抜いてゴール。

3時間6分14秒というなんとも中途半端なタイムでした。

予定外のハイスピードで入りながら30キロまで脚が保ったことは評価したいですが、マラソンは30キロからが本当の勝負です。30キロまでをジョグ気分で走って残り12キロから自分の力を試す場がフルマラソンなのです。

3週間後の東京マラソンではこれを肝に銘じて、再びのサブ3を目指したいと思います。

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