上を向いて走ろう!

mizuやん

性別
年齢53歳
身長164.0cm

2009年の東京マラソンに落選したことをきっかけに走りはじめました。
常にひとつ上の成績を意識して、厳しく、楽しく走り続けたいとおもってます!!

今後の予定

自己ベスト

完走に勝る薬は無し 柴又100k

昨年は風邪気味で参加して、50kでリタイヤ。

収容バスで会場に戻ると、完走して歓喜の人達が溢れかえっている。

そんな中、下を向いて誰とも目を合わさず帰宅した。

そこで「絶対リベンジ」を誓った。ハズが・・・

朝起きると5時。スタートは6時半。ナビ検索では、今すぐに出発しても6時30分に柴又着。今日は息子も部活でかみさんは出動できない。

一人で大騒ぎしていたら「車だったら間に合うんでしょ。あとで車は回収してあげるから、おいた場所ラインで送って。」

と、有難い提案。考えている暇は無いのですぐに出発。

スタートの配列に並んだのは号砲の5秒前。

幸い前夜に準備しておいたのでドロップバックとかは大丈夫だったけど、朝飯は食べてないし、トイレも済ませていない。

そこで作戦を大幅に変更。胃の負担はやむ得ないとして、ハンガーノックは避けなければならないので、胃の元気な前半にエイドで十分に栄養を補給する。なるべく胃の負担を軽くするためモグモグタイムはしっかりと脚を止め、摂取ごとに胃薬で消化を助ける。

ところが、無風で30度近い気温は想定外。水分補給も重なり私のひ弱な胃袋はレース中ずっと不満を訴えていた。まぁ不満をよく聞いて無理のないペースで走ったおかげで最期まで爆発せずに済んだのはめっけもの。

今回のレースの最大の目標は「完走」。ゆっくりペースで歩みを進めるが、不満を持った胃は水分をなかなか吸収してくれず、50k手前から脱水症状。ここからは歩きも入り完走を目指すが、80kを過ぎたあたりから「制限時間」があることを思い出す。

幸い気温も下がり脱水症状が緩和されてきたので「歩き」の割合を減らしていく。エイドでスタッフに完走扱いの時間を聞くと「8時42分」とのこと。相当やばい。

そこから気合を入れ直したが、やはり蓄積した疲労で体が言うことを聞かずペースアップもままならない。90kからは暗くてガーミンも見えないしローバッテリーの警告も出ていたので時計を見ずにゴールを目指す。

残り1kで会場の明かりが見えた時は、目頭が熱くなってきた。

ゴール前では見ず知らずの人たちから歓迎のハイタッチ。

これまでの辛さが吹き飛んだ。

帰宅したら息子は就寝中。今日会社から帰ったら「パパのタイムをネットでずっと見てたよ。完走してよかったね」

応援届いていたよ。パパはちゃんと完走しました。

家族のサポートに感謝の大会でした。

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