人生2回目のマラソンは奈良。大阪マラソンの保険だったがせっかくなので走る。コーチからの指示は㌔7：30見当でLSD。

朝から晴れており絶好のコンディション。今週はずっと体調が良かったので不安無し。

記録は関係ないので、別の目標を設定。臀部・腿裏の大きい筋肉を使いたいため、丹田に意識を持っていきふくらはぎに負担をかけない省エネ走法を心掛ける。

スタートは急な下り、Cブロックスタートだったが後続に抜かれることを気にせず、コースの左端をできるだけゆっくりラン。それでも1km過ぎたところで7分を切っていたので、上り坂を利用しスローダウン。

5km過ぎで有森裕子さんが分離帯で応援、せっかくなのでハイタッチ。
10～16kmまでは急な下り坂。できるだけペースを抑えようとするがあまり無理しても脚に負担がかかると重い、なりで走る。

上り坂では丹田に意識を持っていき、ふくらはぎを温存。歩くことだけはやめようと決心。緩い上り坂と下り坂が交互にやってくる。ペースをできるだけ守ろうと試みるが難しい。沿道の応援が気持ちいい。

16kmあたりから長く急な上り坂にウンザリ。30kmまでは道のりが長く感じ、早く終わらないかとマイナス思考。
大阪で心が折れた30km過ぎ、気持ちも身体も余裕があったため残り10km少々が楽しく感じてきた。
ゼッケンに付けたニックネームで沿道の人たちが声をかけてくれる。その方たちと会話・ハイタッチする余裕があり、5時間オーバーのペースで走る人たちが、続々と歩く上り坂も、自分はノンストップでスイスイ、少し優越感。気持ちも脚も余裕あり。

ゴールまでの残りの坂も、力を残したまま登っていく。ラストスパートも無し。
脚を引きずって帰宅するランナーが多い中、自分は余裕あり、階段も普通に昇り降り。
このコースで初マラソンを迎えていたら、サブ4する自信全く無し（笑）
ファンランで良かった。