天子山地トレイル 冬山の怖さ
STY UTMF の試走
スタートから30キロ地点の天子ケ岳登山口から
天子ケ岳〜長者ケ岳〜熊森山〜麓のルートを辿る予定であったが
あと数百メートルで林道という
猪之頭峠から湯の奥猪之頭林道の取り付き点までの下降ルートが
積雪に覆われてしまっていたためルートが見つけられず
暗くなりかけてきたので止む無く辿ってきたルートを逆走して
長者ケ岳まで戻り田貫湖に下山というルートをとる。
極寒の稜線をヘッドライトの明かりだけを頼りに進み
田貫湖に降りた時は深夜の0時30分。
そこから車の置いてある朝霧高原道の駅までは
12キロの登り基調のロードを
氷点下7度の中冷たい向かい風に打たれながら休み休みジョグ
2時間近くかけて3時近くに帰着。
今回はtravelのメンバーの
MORIちゃん Namiちゃん JIFU びりちゃん夫妻も同行
4人には本当に大変な思いをさせてしまった。
自分自身1月の雪のない時期であったが同じルートを試走しており
今回も林道に出る数百メートル手前までは大きな問題もなく
このままいけると思ったのだが、わずかなところで
大きな落とし穴に引っかかってしまった。
それでもメンバーの方達は最後まで冷静に行動してくれて
無事下山できたあとも、極寒の中であったが
しっかりした足取りで朝霧高原までの長いロードを走りきってしまった
底力には感服。
でも、冬の山はたとえ低山でも
どこに落とし穴が潜んでいるかわからない世界。
本当に反省てんこ盛りの1日であった。