この二年間は同じコースを走っていますが、それ以前は毎回コースが若干異なっていました(河川敷を走るのは同じです)。開催時期も、ほぼこの時期で決まりなのでしょうか、以前は桜の花が咲いている頃のマラソンでした。大会の豪華さも昨年からは薄れてしまいましたが、市民マラソン風になってきました。
いままで大会当日に雨が降ることは無かったと記憶しています。しかし、大会前日に雨が降り、大会日には受付周辺や走路が水浸しになったことが過去に4回程度あったような記憶があります(30%の確率です)。中間点過ぎからは北向きのコース取りになり、例年、北からの風を正面に受けるため身体が冷えてこまることが多かったのですが、今年は、日差しが強く北からの風が弱かったため、暑いくらいでした。
コースは河川敷です。一部で堤防の上を走ります。このときは、景色の良さを満喫できます。筑波山や秩父連山、富士山まで見えることがあります。あとは、堤防に囲まれた道を走るため、背の高い建物と荒川を渡る橋で景色の変化を感じるだけです。
走路の大部分は8から10メートル道路の片側のみです。中間地点から折り返してきたランナーが反対側を走るための措置のようです。その結果、幅が約4メートルの道を1万7千人が数珠つなぎになって走ることになります。このすし詰め状態はずっと続きます。陸連登録をした人や速い人では問題のないことですね。
今回は、ナンバーカード5000番台だったのでスタートラインに達するまで5分かかりました。そのあとは、運良く自分と同じペースの集団と走ることになり(そこにたどり着くまでは遅いランナーを追い越さなければならず、絶妙な追い越しテクニックが要求されます)、数珠つなぎ走でも苦になりませんでした。走りが安定するのは10キロ過ぎてからでした。
一般道を走るマラソンのような景色の変化や気分の変化や応援の変化を楽しむことは少ないのですが、中間地点からの帰り道で北風を感じ、荒川河川敷にいる静けさを感じ、ボーイスカウトなどのボランティアからもらう水分に安らぎを感じ、救護施設の多さとスタッフの充実さに感じ入るマラソンを荒川河川敷で経験できると思います。
今回提示したデータの距離数には、スタートラインまでの距離と、ゴール後にチップの回収地点までの距離とを含んでいます。
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