Forerunner 610は、タッチパネルを採用することで、ボタンを極力排したスタイリッシュなデザインとなり、とてもおしゃれです。
タッチパネルは感圧式のため、雨に濡れても汗をかいても操作性は変わりません。また、手袋をしたまま操作することができます。服の袖が触れても反応しないように、それでいて、操作しにくくならないように、Forerunner 610用に特別に開発されたタッチパネルです。
GPSを使用せず、時計としてのみ動作させた場合は、フル充電で約2週間 1 動作します。
Forerunner 610のデータの表示画面は4ページ 1 あり、各ページに最大4項目、合計16項目まで表示することができます。
表示させるデータは、以下の中から自由に選択することができます 2 。
Forerunner 610は、1ページに表示する項目数を変えることにより、文字の大きさを変えることができます。お歳をめして小さい字が見えにくくなった方に限らず、走りながら数値を確認する時に、この点はとても重要です。
某E社のGPSウォッチのように、「文字が小さすぎて読めない!」ということはありません。
ラップを刻むごとに自動でバックライトを点灯させるように設定すると、夜間のランニングでラップタイムを確認する際にとても便利です。点灯時間も8秒間/15秒間/30秒間/1分間の中から選択することができます。
街灯の少ない道をランニングする際には、「つけっぱなし」に設定することを推奨します。非常に明るいですので、対向の車や自転車からの視認性が良く、安全面で非常に有効です。
バックライトをつけると、文字はとても見やすくなります。某E社のGPSウォッチのように、「バックライトをつけると文字がつぶれて見えない!」ということはありません。
Forerunner 610では、ラップを刻んだ時など、メッセージを表示するときに、同時にブルブルッとバイブレーションさせることもできます。
ラップ音も十分大きいのですが、音楽を聴きながら走るときや、騒音の激しい国道を走るときなどにとても便利です。
某E社のGPSウォッチのように、「ラップ音が小さくて、いつラップを刻んだのか分からない!」ということは絶対にありません。
Forerunner 610には、「バーチャル・パートナー」というペースメーカーの機能があります。
目標ペースを設定すると、右図のように、画面に自分と設定した目標ペースで走るペースメーカー 1 が表示され、その両者の時間の差と距離の差が表示されます。
レースでペースコントロールをしたり、ペース走をしたりする時に、とても便利です。
しかも、このサイト(travel-db for Sports)のRace Plannerという機能を使うと、5kmごとにペースを変えるペースメーカーを設定することができます 2,3 。
Forerunner 405やForerunner 410のペースメーカーは初めから終わりまでずっと同じペースですが、Forerunner 610の場合、このサイト(travel-db for Sports)のRace Plannerを使うと、「前半は少し押さえて、後半は少しペースを上げて走る」ようなペースメーカーを設定することができるのです。
Forerunner 610は、サイクルコンピューターとしてもお使い頂けます。
スピード・ケイデンス・センサー(別売)を使用すると、ケイデンス(ペダルの回転数)を記録・表示することができます。また、後輪の回転数から距離やスピードを計測することもできますので、屋内でローラー台を使用して練習するときなどに便利です。
データの表示画面の表示項目は、ランニング用の設定と自転車用の設定とを別々に保持することができます。切り替えも簡単なボタン操作で行えます。
Forerunner 610の機能は大変豊富ですので、不足を感じることはありません。
例えば、以下のような機能があります。