天草海坊主
いやぁ~参った。
10km過ぎくらいから着地の度にキュッキュッとシューズから懐かしい音が聴こえて来た。子供の頃、キャッパリ(→方言。標準語で何というのか判らない。水溜りに靴ごとハマり靴がずぶ濡れになった状態の意)した時に聴こえてきた音と同じ・・・。何と汗でシューズの中に水溜りが出来て踏みつけるたびに音がする!恐るべし多汗!さすがのsugyonさんもドン引きするだろうなぁ。普段からシューズびしょ濡れは当たり前なのだが音がするなんて初めてだ。加えて、14km付近でバテたので立ち止まって給水していたら、散歩中のご婦人から声を掛けられた。
「ちょっとぉ、(海で)泳いできたの?それともまさか汗?」
「はぁ、汗ですけど・・・」
「うっそ~」
そう言って、顔をしかめながら私の頭の先から足先まで嘗め回すように見た後、まるでバイ菌から逃れるかのように立ち去って行った。「ゲルフェザー履いて泳ぐ奴がいるかっつうの!失礼なおばはんやなぁ」と思いながら足元を見たら、未だに間断なく顔からシャツからパンツからボタボタ汗が垂れまくり、プチ水溜りが出来ていた。う~ん、これでは海坊主に間違えられてもしょうがないか。
と言う訳でまたまた「第二回男塾夏の20km祭り」は失敗に終わった。。。駄目だ、もう走れん。