凄絶!手足口病
子供から「手足口病」をうつされた。
高熱と重い頭痛に襲われ、それが治ったら引き換えのように、手・足・顔・胸・背中に無数の腫胞が・・・。
特に足に出来た腫胞の痛みは半端無く、寝る時シーツに踵が接しているだけで激痛だった。
以前、膝を壊したとき、走れることの有難味をつくづく感じたものだったが、歩くことはおろか、立っている事すら出来ない痛みの中に居ると、走れるという事が遥か遠い出来事のように感じられた。ましてや、フルマラソンを走るだなんて何をか況や!おそよ贅沢な世界のように思えた。
指先に出来た発疹も激痛で、歩けない、手も使えないという前代未聞の状態に、憚りながら障害者の方の気持ちが判った気がした。
今、こうして何とか再び走り出せただけでもう十分幸せだ。何キロ走っただとか何分で走っただとかは二の次三の次でいい。
「痛くない」・・・それだけでナンと素晴らしいことなのか!