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サロマ湖100kmウルトラマラソン

先週末、サロマ湖100kmマラソンに行って来ました。

今回は金曜日、月曜日に休みを取り3泊4日の工程でした。

観光編は・・・書くかどうかわかりませんが・・・

金曜:受付→トリトンで回転寿司

(トリトンはソラマチで東京初出店)

土曜:網走監獄→海鮮を食べる→みやげやまわり

で、日曜を迎えました。

当日までの状況とか

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目標:サブ10

問題点:

1・彩湖ウルトラ以降(その直後にたくさん走ってしまったから??)右足付け根&足首を痛め、走りこみ期間のターゲットにしていたGWにほとんど走れなかった。

2・GW以降も故障を引きずり、走れはするものの距離を踏むと痛む状態。

3・5月後半から忙しくなり、たまたま走れる日が測ったように大雨

結果月間走行量は

4月:230km

5月:175km

6月:45km

故障が続いていたため意図的に抑えたとはいえ、6月はいくらなんでも・・・

4・1~3で走りこみの不足のため、体重も2kg以上増加していた状態。

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問題点が多すぎますね・・・

とはいえ、目標は目標。狙える限り狙って行きたいので

レースプラン

「スタートから5分30秒ペースで行き、タイミングを見て6分もしくはそれ以下に落とす」

でいくことにしました。

1時半にホテルの弁当をもらい、朝食は2時とか、ホテルからバスが出るのが2時45分とか

普段ではありえないようなタイムスケジュールで4時頃スタート地点着。

その後荷物やスペシャルドリンクを預け、トイレにも行って20分前にスタートへ。

天候は小雨。とはいえ、天気予報ではそんな事聞いていませんw

なので、緑道のバイクジャージの上にウインドブレーカを着てスタート。

スタートロスは1分程度でした。

Start 00:00:54

10k 00:55:03 0:54:09

まずは予定通りのペースで。

しかし、雨の上に路面がかなり凹凸があり、水たまりにはまる。

5kmくらいになって、ある程度まわりの人も落ち着いてきたが・・・

もう足首が痛いとか><

いきなり暗雲が立ち込めるスタートです。

20k 01:50:18 0:55:15

このあたりでは、トイレ等早め早めの行動を心がけます。

しかし、足首は痛いは痛いとはいえ落ち着いているものの・・・

問題の右足付け根のほうの痛みが早くも現れ始めました。

とりあえずは問題ない程度なので、そのまま行きました。

30k 02:45:41 0:55:23

竜宮台の折り返しを過ぎ、仲間とのすれ違いでエール交換しました。

(何人か気づかなかった気がします。すいません)

しかし足の付け根の痛みはどんどんひどくなり、腰~ひざ上あたりまで拡大・・・

たまらず痛み止め投入しました。

40k 03:41:02 0:55:21

30kmを過ぎると雨はほとんど上がり、路面も乾き始めました。

まずは最初のスペシャルをゲット。

しかし、走りながら飲んだらゴミ箱の範囲で飲み終わらず、

数キロボトルをもって走るはめに・・・明らかにスペシャルの量が多すぎました><

(1本あたり500ml・・・)

脚はトイレの休みでマッサージした時に若干良くなるが、数キロするとまた悪化・・・

42.195k 03:53:04

50k 04:38:40 0:57:38

痛み止め2錠目を飲むが、脚の状況はけっして良くなりません。

(ロキソニンが手に入らなかったのもあるのでしょうが・・・)

そして、スペシャルの量が多すぎたのか、やたらトイレに行きたくなります。

ここまでほぼ想定のペース通りに来ていますが、かなりペース維持がきつくなります。

60k 05:46:30 1:07:50

55kmにはレストステーションがあります。

Newtonでスタートしましたが、足の指が下りで痛み出したので、

シューズを変えることに。ただ、これがいろんな意味でマイナスになりました。

レストステーションではシューズの履き替えで腰を降ろさなければならず、

ロスも10分かかってしまいました。

そしてレストステーションを出て2,3km出ると左足の裏に痛みが・・・

右足は付け根、左足は足裏とダブルの痛みで、もう脚の状態はどうしようもない

ところに来ていました。

70k 07:01:18 1:14:48

63kmくらいで・・・

右足の付け根の痛みがまた腰に上がって来ました。左の足裏もどんどん悪化・・・

耐えられず歩き出してしまいます。

その後、走りだしてもしばらくした痛みがぶり返し歩くのを繰り返しました。

ただ、屋根の上の大漁旗での応援、私設エイドなどは力になりました。

80k 08:13:26 1:12:08

状況は変わらず、走ったり歩いたりの繰り返しです。

ただ、ワッカへの看板が見えたり、鶴雅リゾートのエイドがあったりで

少しはテンションを保てている状態。。。といったところでしょうか。

90k 09:27:32 1:14:06

80kmをすぎついにワッカに入ります。

花はあまり咲いていなかったですが、湖とオホーツク海の景色は素晴らしかったです。

とはいえ、足の痛みはその景色を楽しめる状況ではなく、やはり走っては歩く、

その走る距離がだんだん短くなって来ました。

地味に小刻みなアップダウンがあり、それも足にさらにダメージを・・・

痛み止めもはや4錠飲んでいるのですが、もう効果はありません。

Finish 10:57:18 1:29:46

ワッカで折り返し90k地点へ。

その後、ワッカで仲間とのすれ違い。

体の元気はあるのでエールは返せますが、もう状態はボロボロ。。。

93kmくらいに来て、特に足裏に限界が来て、ほとんど歩き通しに。

歩き通しでも完走できるタイムになったので、精神的にももう切れていたのかもしれません。

それでも、手当たりしだいに手持ちの食料を食べたり、なんとか元気を取り戻しにかかりますが

体ではなく足にきているので、効果はなし・・・

そこで思いつく最後の手段として。。。

変えたシューズはゲルフェザーにXTENEXをつけていたものなのですが、

どうも履き替えた時にきつい感じがしたのを思い出し、時間をかけても

XTENEXを緩めることにしました。

(XTENEX:http://hands.net/goods/39167)

作業は10分近くかかったと思いますが、歩いてみるとかなり足が軽くなりました。

少し走ってみると、走れそうな感じです。

時計を見ると、残り4kmを切っていてあと20分ちょっとでいけば11時間は切れそう・・・

これで走れるモチベーションになりました。

元のようにペースは上げられないものの、キロ6分くらいのペースでなら十分走れるので

それでゴール近くまで行きました。さらにゴールが見えると、さらにペースが上がりました。

で、なんとか11時間を切ってのゴールが出来ました。

今回の反省ですが・・・

1.ウルトラは普通にやっても足が痛くなるものなので、不安を感じたら深刻な状況になる前にペースを落とす。うまくペースを落としていればこの状態でも10時間半位にはなったかも!?

2.走るのに障害だと思うことがあったらその障害を取り除くためにすぐに行動する。XTENEXを最初のきついと感じた時に調整していれば、もっと長い間走り続けられ、タイムも変わったはず。

3.スペシャルの量が多すぎ。ボトルをもって走る羽目になったり、後半トイレの回数が異常に増えたことの原因にもなっている気がします。

4.そもそも彩湖後に無理をしたのが、故障やその後の練習不足の原因。フルはほとんど不安がない状態で通過しないと、ウルトラを計画通りに走ることはできないと思います。

こんな状態でゴールできたこと、最後の4km足らずとはいえ復活できたことは自信になりましたが、明らかに忘れ物をおいてきた感がしている今年のサロマ湖でした。

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