美ヶ原トレイル 80キロの部完走
昨年位続き第5回美ヶ原トレイル80キロの部に参加
今回はビリちゃん、にこまるさん、Namiちゃん、その友人のAさんと参加
梅雨時の開催とあって、昨年は大雨の中のスタート。
コース前半のアップダウンはスリッピーな泥濘のトレイルが連続
第1関門で終了してしまった方が続出。
完走率も60%を切るという厳しい結果に。
今年も当日は雨予報であったが
2時半に起床して外を見ると幸いにして降ってい無い
おにぎりやバナナを食べながら
宿でスタートを待つ。
4時スタート。いきなりゲレンデの急登
3.5キロほどで標高差400mほどを稼ぐ
左足裏の痛みは、スタート時点ではなく
キロ10〜12分くらいのペースで
呼吸を整えながら慎重に登る
標高1800mの稜線に上がると
霧ヶ峰の広大な景観が広がるが
今にも泣き出しそうな雲行き
これから向かう美ヶ原の台上は
厚い雲に覆われている。
少し渋滞はあったが、まずまずの調子で
ゼブラ山に到着後はメインルートを外れ
作業道に入る。昨年同様至るところ泥濘がひどいが
構わず突っ込み、林道に出てからはペースを上げる。
昨年第1関門で危ない思いをしたので、今年は意識して
走れるところはペースアップしていく
幸いにして昨年ほどは泥濘は少なく
6時30分には15キロ地点の和田峠に到着
時間が惜しいので、エイドステーションでの滞在も1分ほどに留める。
三峯山頂手前で風雨が強くなる。
視界ゼロの三峯山から扉峠に下りる。
途中泥濘の急傾斜で足が止まるが
慎重に滑り降り、扉峠には8時に到着
エイドで水をいただき、茶臼山への急登の備える。
8時40分、茶臼山に到着。
視界ゼロの美ヶ原に入り、一部歩行区間を経て
9時10分に第1関門の山本小屋に到着。
ここまでは立ち止まりは3分。とにかく第1関門は
できるだけ早く通過したかったので頑張った
それはともかく標高2000mの高地で寒さの中
ランナーの案内をしてくださっているボランティアの方々には
ただ、ただ感謝。
物見石山を経て、和田宿に向けて
標高差1200mを急降下
後半はアスファルとなり、ここでかなり足にくる
和田宿には11時ちょうどの到着
そうめんを2杯頂き、後半の部に備える
11時5分出発、少しロードに出て水沢峠を目指す
この峠の登りもかなり堪える
一旦ロードに降りて、47キロ地点からは長門牧場までの10キロ
林道を緩やかに登る。最初は走っていたが、
途中から抜きつ抜かれつの関係にあった
ランナーたちと色々と情報交換しながら
長門牧場を目指す。
昨年とエイドステーションの位置が変わり
長門牧場を周回後に
59キロ地点のエイドステーションに到着
途中不謹慎なことに強い睡魔に襲われ、足が止まってしまう。
エイドでコーラをたくさんいただき、喝入れ
中央分水嶺トレイルに入る
深い泥濘や、130mの激坂あり
69キロ地点の大門峠には16時30分に到着。
スタートは16時38分。これで完走のめどが立った。
殿城山への急登をへて再び霧ヶ峰の稜線へ
どんよりとした雲が広がるがまだ視界は開けている
65キロ地点でワラーチを履いている男性に出会う。
全く自分の足底筋膜炎の痛みなんて・・
稜線に出てもアップダウンは結構あり
最後のゲレンデトップに到達するまで
時間がかかるが、残りの3.5キロの急降下は
最後の力を振り絞って、なんとかキロ6分台で走り抜く
タイムは14時間45分。昨年より30分ほどタイム更新
ゴールには45キロの部を終えた
にこさん、Namiちゃんが迎えてくれ感激
目頭が熱くなった。
ビリちゃんも遅れること30分でゴール
トイレでのロスタイムが多かったというが
それがなければ、最後までデットヒートを繰り広げていたかも
これで今シーズン後期のレースは終了
振り返ると
3月の伊豆トレイル72キロ、
5月の野辺山ウルトラ100キロ、奥久慈トレイ(46キロ地点で終了)
6月の菅平トレイル(45キロ)
そして、今日の美ヶ原。
過去5レースとも大きなトラブルなく
参戦できたことには、ただただ感謝