風雨の八ヶ岳山行
夏山企画 八ヶ岳山行 今回はJIFUちゃん ビリちゃん のびえさん、Kazooさん 総勢5名。茅野駅で合流後宿泊先の夏沢鉱泉の送迎車で現地入り。標高2060mの山間の静かな宿でのんびりと過ごす。
翌朝は雨が降ったり止んだりの中5時にスタート。オーレン小屋を経て夏沢峠まで上るといよいよ本降りに。雨具を身につけ硫黄岳の急登を頑張る。7時過ぎに標高2760mの硫黄岳到着。展望は全くなく寒さと空腹により吹きさらしの横岳〜赤岳方面に縦走は中止し。赤岳鉱泉に下山することに。いざ、下山という時に強風の中突然ガスが切れ始め、荘厳な景観が!まさに天恵と言って良い瞬間。これだから山はやめられない。山の神様がちょっとだけよとチラリズムのサービス精神を発揮してくれたのか?
時間的には30分くらいで、再び深いガスに隠されてしまったが、忘れられない景観になった。
1時間ほどで赤岳鉱泉に到着後、湯を沸かしのんびりと朝ごはんタイム。普段は時間がないと皆を急かしてしまいがちな自分だが、これが本当の登山スタイルという気がする。
以前は下山途中であってもビールやワインを飲みながらほろ酔いになってしまうことも珍しくなかった。
それでも時間はたっぷりあり、終点の美濃戸口には12時到着。バスを待つ間、八ヶ岳山荘で汗を流し(モンベル会員は無料!)軽くビールで喉を潤し、バスに乗り込む。茅野駅についてからも予約した特急に乗るまでの3時間。居酒屋兼蕎麦屋で酔い潰れる直前まで打ち上げ。車中では意識はもうろう状態(それでもまた飲んでいた・・)気がついてみたら茅ヶ崎という、有様。なんともぐうたらな山行になってしまった(反省)
でも悪条件の中、ゆとりをもって付いてきてくれたメンバーの山岳適応能力は素晴らしかった!