双六岳 偵察山行2日目
双六岳偵察山行2日目
4時頃目が覚めたが外は強風が
時折テントが傾く。さらに断続的に強い雨
早起きして軽装で三俣蓮華まで行くつもりだったが
テンション下がり、昨日に疲労も残っていたので
しばらくテント内でうとうとする
7時頃から小止みになり重い腰を上げ出発準備
しかし風が断続的に強く吹いていて
テントを置いていったら吹き飛ばされる恐れもあるので
テントを回収して荷物を全て背負っていくことにする
撤収中も時折強風が吹きテントが飛ばされそうになり
パッキングも手間取る
スタートしたのが8時過ぎ。
雨は止んでいたが濃霧で視界は利かない
山頂に向かって急登が始まるが息切れがひどい
標高も2700mくらいになっているので
やむを得ないか。双六岳への直登ルートは残雪が多く
滑落の危険があるので通行禁止に
中道からの迂回ルートをたどる
いたるところ大きな雪渓が張り出していて
特に末端部は足場が不安定で要注意
1時間ほどで標高2860mの双六岳到着
展望は皆無。
28年前に来た時は双六台地の彼方に
印象的な槍ヶ岳の姿を望むことができたことはよく覚えている
あの時は29歳・・歳月の過ぎ湯くことの早さ・・(虚)
双六岳からは稜線伝いに三俣蓮華岳に向かう
時折飛騨側からの強風に煽られながら進むが
視界がない分足元に咲き乱れる数々の高山植物に心奪われる。
徳司久しぶりに出会えたクロユリには大感激!
かぶりつきで写真を撮りまくる
三俣蓮華岳も視界ゼロ
少し降りて双六岳につながる巻道をゆっくりと辿る
いたるところ大きな雪渓がありトラバースしながら進む。
そろそろ疲労の色が隠せない
やはり重い荷物を背負っていく重登山と
軽装で颯爽と進むトレイルランとは同じ山でも全くの別物
最近はトレイルランばかりにうつつを抜かしていたので
今回はそのツケがきたという感じ(反省)
双六小屋には12時20分に帰還
およそ4時間かかったことになる
あとは軽いアップダウンを経て鏡平に下りて
新穂高まで13キロの行程
疲労感に加えザックの重みで両肩が痛くなってしまい
これが一番辛かった。
黙々と復路をたどり17時10分
4時間半ほどかかって新穂高温泉に下山
下山後は車が置いてある鍋平駐車場まで
標高差150mほどの急な登山道を登り返す
これもきつかった!
その後寸志200円で入れる栃尾温泉の荒神の湯で
軽く汗を流し帰途につく。