Forerunner 405 | ブラック | 35,700円(税込) | |||
Forerunner 405 | エコグリーン | 35,700円(税込) | |||
Forerunner 405 | ブラック | 心拍計付き | 39,900円(税込) | ||
Forerunner 405 | エコグリーン | 心拍計付き | 39,900円(税込) | ||
個数、色、心拍計の有無は、買い物かごの画面で変更することができます。 |
Forerunner 405とForerunner 205, 305との比較
GARMIN Forerunner 405は、GARMIN社のランナー向けGPSウォッチの最新モデルです。
一つ前のモデルであるForerunner 205, 305と較べると、その違いはいろいろありますが、一言で言えば、
「スタイリッシュな時計として生まれ変わった」と言うことができるでしょう。
よりコンパクトに、より時計らしく
2008年1月、Forerunner 405が発売される直前にGARMIN社のエンジニアと話す機会がありました。Forerunner 405を手に取りながら、彼は言いました。
「Forerunner 405は時計を意識して設計したんだ。どう、Cool(かっこいい)だろ?」
その言葉を裏付けるように、Forerunner 405は、Forerunner 205, 305に較べて一回り小さくなり、17gも軽くなって、その形はまさしく「時計」そのものです。何も言われなければ、これがGPSを内蔵したランナー向けのデバイスであるとは誰も気付かないでしょう。色も2色(ブラックとエコグリーン)用意されました。なかなかCoolです。
エコグリーンの方が汚れが目立つとお考えの方がいらっしゃいますが、実はその逆です。車の場合を思い浮かべて頂ければ容易に想像できると思いますが、実際に使ってみると、ブラックの方が汚れが目立つように思います。
(右の写真内、左側がForerunner 205、右側がForerunner 405)
消えた電源ボタン
時計を意識して設計されたことを裏付けるもう一つの大きな違いは、Forerunner 405には電源ボタンがないことです。電源ボタン付きの腕時計なんてありませんよね。(笑)
トレーニング用のタイマーとして使っていないときには、パワーセーブモード(省電力モード)に入り、GPS衛星の信号の受信をやめて、時計として動作します。実は、右上の写真はパワーセーブモードのときに撮影したもので、表示されているのはこの写真を撮影したときの時刻です。
パワーセーブモードであれば、フル充電で約2週間動作しますので、十分「時計」として使うことができます。実際、筆者は普段は時計として使っています。筆者のはエコグリーンですが、色が派手過ぎないので、カジュアルな服装だけでなく、スーツにも似合います。
それから、GPS衛星を使って時刻を合わせるので、電波時計よりもグローバルです。どんな辺境の地でも、時刻を合わせることができます。しかも、日本の時刻とアメリカの時刻というように、2ヵ所の時刻を表示することができますので、海外出張や海外旅行のときにとても便利です。
タッチベゼルによる操作
Forerunner 405には電源ボタンだけでなく、modeボタンも、enterボタンも、upボタンも、downボタンもありません。それらすべての代わりにタッチベゼルを使います。
タッチベゼルは表示画面周囲の金属リングで、それをたたいたりなぞったりして操作します。iPodをお使いになったことがある方は、そのタッチホイールを思い浮かべて頂ければ、理解しやすいと思います。とにかく百聞は一見に如かず。右のビデオをご覧下さい。慣れると、とても速くかつ快適に設定や入力ができるようになります。
データ転送はすべて無線に
Forerunner 405では、さらにもう一つ無くなったものがあります。クレードルとUSBケーブルです。
パソコンとのデータのやり取りは無線で行います。すなわち、心拍計モニターやケイデンス・センサー1、フット・ポッド1と同様に、パソコンとのデータのやり取りも"ANT"と呼ばれる消費電力の極めて少ない無線通信で行われるようになったのです。
パソコンに右の写真のようなANT Stickを取り付けておけば、Forerunner 405を近くに置いておくだけで、自動的にトレーニングデータをパソコンに吸い上げてくれます。Forerunner 405がどんなに汗や水で濡れていても大丈夫です。Forerunner 205, 305のように、汗をよく拭いてからクレードルに載せないと、接触端子が腐食したり(色が変わったり)、接触が悪くなったりする心配は要りません。クレードルも接触端子も無いんですから。
心拍数のグラフ表示(心拍計使用時のみ)
心拍数のグラフ表示機能(写真)が加わり、走っている最中に心拍数の動きを把握しやすくなりました。
GPSもより高性能に
GPSの性能も上がったと言われています。
捕捉可能な衛星の数は12と増えておらず、筆者の使用感では劇的な差があるようには感じません2が、Forerunner 205や305でときどき見られた「数分待たないと立ち上がらない」という現象は無くなっているようです。
パワーセーブモードを解除して、トレーニングモードに入ると、サクッと衛星を捕捉して、すぐにトレーニングを始めることができます。
補足
- 当店ではケイデンス・センサーやフット・ポッドなど、別売りの付属品は販売致しておりません。
こうした付属品を当店にて購入されることを御希望の場合は、別途、メール等にて御相談下さい。 - 201, 301のGPS性能と205, 305のGPS性能との間には、劇的な差がありました。