男なでしこJAPAN
加熱するスピード競争から脱落。加えて距離も時間も長く走れないところから、好きなペースで好きな距離だけを走る「解脱ラン」に切り替えてから、何と21連荘!さしもの桜井章一氏も及ばぬ快挙!去る3月に15日間連続禁酒でギネスブック入りしたが、それを上回る日数に我ながら驚く。
そんな私の快挙に対し、今朝方、枝野官房長官より「国民栄誉賞」授与の打診の電話が。
「政権浮揚の為のパフォーマンスでは?」
「そんなんで支持率上がれば苦労しませんよ」
と、民度の低い会話の果てに受賞を快諾。
ゆっくり好きな距離だけ走っている時はまぁ楽で良かったのだが、連荘記録が更新されるにつれ、「明日も走らねば!」とプレッシャー。「どこが解脱やねん?」状態になり、この一週間は、「何の為に走るのか?」「何の為に生きるのか?」といった哲学的普遍命題に取り組み気を紛らわした。
それにしても、22日前より体重は増えているし、腰周りはなんだか一回り大きくなったような気もするしで、「痩せるために走る」というテーマから見ると、21日間かけて壮大な茶番を演じてしまっただけのような気がするのは気のせいか?
雨の日も、二日酔いの日も、飲んで帰って来た日も走っているだけに、もはや槍でも降って来ない限り休足の口実が無い。禁煙してまもなく10年になるが、今一本吸ったら間違いなく昔のヘビースモーカー時代に戻るように、今ここで休んだらもう二度と走れなくなるようなプチ恐怖がある。自家中毒状態。真の解脱への道のりはあまりにも遠い・・・。