暑さの中での葛藤
震災後から連続して参加してる大会だがコロナ禍の影響で4年ぶりの開催になった。
例年暑さに悩まされる大会だが今年は暑さ対策でスタート時間を例年より1時間早目8時5分スタート、
前日は会場近くの姉の所に泊めて貰い夕食は近くの回転すしに、
姉の所を明るくなってきた4時45分出て一路会場へ、伊達市役所に駐車し
会場近くの籏野さんへ電話、彼と待ち合わせし1時間程歩いたり走ったりして約5キロ程アップ
天気予報通り曇っていていつもよりは涼しい感じ、熱中症アラートは発令されず無事開催、会場アナウスでは気温は7時現在25度
やった涼しく感じる、いつも暑い大会だが過去10回参加して1回だけ涼しい7年前43分のコースベストで走ってるので、この涼しさは好記録を予感させるもの…とスタート前は思っていた。
ところが8時5分のスタート号砲がなると、それと同時に夏の太陽が顔を出して来て気温はうなぎのぼり、最終的にゴール時間の9時前には30℃を超えていた。
なのでスタート地点から1キロくらいのちょっとした坂道で、
今回は僕の介護者一三君もいないし、記録より無事ゴールしようと
思った。71歳の年齢で冒険は出来ない。
スタート地点は、50分台から1時間の所に並んだが、1キロ、2キロと走っていても多くのランナーに抜かれる。
どうみても冷やかし半分で参加してるのでは、と思えた太目の女性に抜かれたが、追いかける気力も出てこない、それでも折り返してくる籏野さんに会ってエールを交わすと元気が出てきた。
頭は暑さでボッ~~~としていたが、日陰を求めて背の高いランナーの
傍を走る。地元福島の知り合いランナーに声を掛けると更に元気が出てきたが、先ずは無事にゴールし家まで無事帰るんだと冷静に走る。
それというのも8月12日になった眩暈がそうさせている。
残り1キロ地点行は上り坂だった下り坂で、
「ここまで走ってきたらもう大丈夫だろう、もしかしたらライバルよこてぃが応援に来てるかもしれない、先にゴールしてる籏野さんが待っていてくれるかもしれない、そんな二人にヨタヨタの姿は見られたくない」その気持ちが強くなってきて最後の1キロだけは5分を切って走ろう
と、でもたった10キロレースなのに足が攣りそうになると、また歩きたくないゴールまでは走り続けようと思いゴール
ゴール後のタイムを止めるのも忘れて急ぎ帰宅12時前には自宅に着き、
ネットでタイム検索
7年前のコースベストから10分以上遅いタイム
ネット 53分22秒
10キロの大会でこれだけ疲れるのに、この先ハーフの大会、フルの大会走り切る事が出来るのだろうか?3週間後にはかわうちハーフマラソンが待っている。
夜中就寝中恒例の足攣り有り