富士あざみライン 峠走 22キロ
乗鞍天空マラソンまであと10日となった。
このレースは上り18.5キロ(標高差1200m)
下り11.5キロ(下降差850m)というハードなもの
また最高地点も2700mという高山帯。
酸素の濃度も下界に比べはるかに薄い。
なんでこんなレースにエントリーしてしまったのだろうかとちょっと後悔しかけていたが、山男たるもの一度は極めてみなくてはならないのでは・・などといった
見栄もあったのかもしれない。
それはそうと、レース前に一度峠走をやらなくてはと考えていたが、日程的に今日しかない。
しかし先日のトレイルランお疲れもまだ残っているし
ガーミンの皆さんからは、いい加減に休みなさいという叱責に近いコメントをいただき、それに甘んじようとも思っていたのだが、もう一人の自分が
そうはさせてくれない。
今日は久しぶりにたっぷり眠れた。どうしようかと迷いながら悶々としているうちに午後1時に、とりあえず車を走らせ、静岡県の富士須走登山口へ。
新しく出来た道の駅すばしりに車を置き、県道富士あざみラインで標高2000mの5合目まで走ってみることに。
道の駅の標高は850m位、
5合目までの標高差は1150m。
距離は片道11キロ。
先日の足柄峠に比べ距離こそやや短いが
標高差は500mくらい高い・・・。
なんでこんなところに来てしまったのだろうか
富士山には過去3回登っているが
いずれもこの須走口。ほかの登山口に比べ
比較的静かで、登るならここからといつも決めているコース。今年も登る予定(7月26~27日)
スタートは3時過ぎになってしまう。
ひんやりして気持ちがいいがガスがかかっていて視界はあまり利かない。自動車の往来も殆どなくプライベートルートを走っているようだ。
5キロ辺りからいよいよ傾斜もきつくなり、何度か立ち止まりながら呼吸を整えるが、標高が高くなるにつれ、吸っても吸っても苦しくなるばかり。
途中自衛隊らしき丸坊主の青年とすれ違っただけで人には全く会わず。
夏の喧騒が嘘のようだ。
ゴール近くなって幾分傾斜がゆるくなったので
だいぶ助かる。
結局1時間28分(休憩を除く)で到着。
距離は10.8キロ
平均ラップはキロ約8分10秒
累積標高差1155m
数人の観光客がいるだけであったが
突然ガスが晴れ富士の姿が!
まだ残雪がたっぷりである。
登りたい衝動に駆られるが、冬山装備必携である。
下降は4分30秒代くらいで抑えようとしたが
あまりに急傾斜であるため自然どんどん加速してしまう。前に突っ込むように姿勢を取ろうとするもどうしても腰が引けてしまう。
終点までなんとかペースを落とさずに行けたが
さすがにふくらはぎの後面が痛くなってきた。
結局下りは46分(ノンストップ)
距離は11.2キロ
平均ラップはキロ約4分10秒
往復22キロ 2時間14分
平均ラップ6分7秒
下りで頑張れたので足柄峠のタイムと大差がなかったのは嬉しい誤算であった。
しかしこんなムチャばかりしていたら
いずれサイトの人たちから見放されてしまうかもしれない。
富士登山のお知らせ(トレイルではありません)
7月26日~27日に予定しています。
今のところメンバーは、私と職場の若手3名です。
ご一緒できる方がいらしたらご連絡ください。
平日ですが・・。