夏の湘南さん企画第一弾、「八ヶ岳」に参加してきました！
昨年、権現岳から眺めて依頼、いつかは登ってみたいと憧れていた「赤岳」です。
参加者は湘南さんとビリちゃんと私の３人だけというコンパクトなパーティ。
だからということなのか、湘南さんが選んだコースは・・・真教寺尾根という、赤岳に行くのに最も危険（！）なコースでした。
最初は緩めの登りが続くのですが、森林限界を超えると急にほぼ垂直と思われる岩肌が目の前に立ちはだかります。
３点支持を心がけ、湘南さんからのアドバイスを受けながら慎重に慎重に１手１足をわずかな岩の出っ張りに置いていきます。鎖は信用していないので(^^;)使いません。
この上りでさえ怖いところを下れるようになったら一人前になれるそうです（湘南さん談）。
感動の山頂につくと、さすがに夏休みの土曜日とあって大勢の人で溢れていました。
その日は山頂小屋にて初めての小屋泊り♪。
想像以上にきれいで快適でしたが、いびきや人の出入りでほとんど眠れませんでした。これも慣れないといけないなぁ。

夜中に雨が降り、翌日は靄で残念ながら朝日は拝めませんでしたが、５時ぐらいになると晴れてきたのでそそくさと支度を整えて出発～！
山頂からは富士山はもちろんのこと、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳等の壮大な山々が見られて感動！高山植物で覆われた山肌と雲の流れと陽の光にコロコロ変わる景色をしばしうっとりと堪能しました。この感動は山頂に立たなければ味わえない贅沢なものです。

帰路は権現岳～三ツ頭～天女山のコースで、赤岳山頂付近は急な岩場の連続でしたが、昨日経験した絶壁に比べたら怖くありません。でも１つ間違えば命を落としてしまうので気が抜けません。権現岳への最後の６１段の梯子は特に緊張！梯子を上っている内に段々怖くなって来て、少し震えてしまいました。
三ツ頭で昼食を取り、後は雨でぬれて滑りやすくなったトレイルを２度程ずるっと転びながら下りました。
美し森パーキングで初日からずっと食べたかった濃厚なソフトクリームを食べ、天女の湯でさっぱりして、恒例となっているらしい大月駅の「かつら」で打ち上げ。
疲れと酔いでウトウトしながら電車で帰りました。

湘南さん、今度の企画も最高でした！今回も山の厳しさ、素晴らしさを教えて頂きました。いつも本当にありがとうございます！感謝々々！
ビリちゃん、みんなのために重い荷物運んでくれてありがとうございました！お腹いっぱい食べたパイナップルは病みつきになりそうです(^^)

小学生の頃からいつかは見たいと思っていたコマクサ含め、可憐な高山植物に溢れた夏山さいこーー！

※１４日のハセツネ試走、アップしたかったのですがデータエラーで読み込めず、諦めました・・・(;_;)。VISTA＆IE9が原因かな。