鼓ヶ岳~前山~鷲嶺 縦走
2月5日の天空界道踏破失敗で、狩猟期間が終わった後、再挑戦することにした。ただし、2時までに着かなければ、引き返すという縛りを付けた。
前回の失敗を踏まえて、道を見失った林道までは順調に進んだ。後で調べてみるとその林道を横切って反対側の尾根を登って行けばよかったのだ。
帰りのためにポイントにテープを巻きながら慎重に進んだ。前山に到達する直前に夫婦とみられるカップルと遭遇した。前山まで行って帰ってきたらしい。
前山に着くと昼だったので軽く食事をした。2時までにはもう少しあるので、予定通り鷲嶺を目指すことにした。
前人が付けてくれた目印のテープやビニールひもを頼りに進んでいくと、細かい距離で青いビニールひもが巻かれている。それをたどっていくと断崖のようなところに出て、そこには「鷲嶺観音」と刻まれた石碑が立っていた。かなり危険な崖を少し下ると大きな岩の割れ目に観音菩薩が祭られていた。しかし、そこからは山頂には行けそうもないので、再び石碑まで戻った。
すると、その脇に登山道のようなものを見つけた。登ること数分、やっと鷲嶺の山頂にたどり着いた。(^_^)
石碑のところには林道が来ていたので、来た道には戻らず、林道で下山することにした。
が!、思わぬところで本日最大の危機発生!。
林道の先には「伊勢スカイランド富士見台」という別荘地があるのだが、取りあえず下って行けば、何とかなるだろうとタカをくくっていた。
しかし、調子よく下っていると行き止まりだ!すこし、戻って(当然登り)分岐点を先ほどとは違う方向に曲がる。しかし、しばらく行くとこれもまた行き止まりだ。(;_;) バブルのころの遺物なのか、人っ子一人いないので、道を聞くことも出来ない。
こんな舗装道路で迷子遭難なんてカッコ悪くて誰にも言えない。(;_;) 途方にくれながらしばらく元来た道を登って行くと管理事務所があった。だが、そこも当然のように無人だ。
そこにある展望台のようなところからあたりを見回すと、電柱が続いている道を発見。取りあえず、そちらの方に向かう。
そうすると、裏を向いた立て看板がいくつか見える。そうだ!これは登ってくる人に見せる看板だということに気が付き、少し気が楽になった。
延々と続く下り坂で足先が痛くなってきたが、やっと人里に戻れた。めでたし、めでたし。でも、めちゃめちゃ疲れた。(^_^;)