秋のど笑む大運動会
第20回日本山岳耐久レース(24時間以内)長谷川恒男CUP
通称「ハセツネ」(奥様により商標登録されました)に参加してきました。
ハセツネの存在を知ったのは第2回(1994年)ぐらいでしょうか。身体を動かすことは好きでしたがランニングとは無縁の生活。会社仲間とスキーに出かけた際に交通事故で左大腿骨複雑骨折&脾臓破裂で3カ月程入院生活してた時に、先輩が見舞に来た時に教えてくれました。今思えば、回復して歩ける様になったら一緒に出ようぜという彼らしい勇気付けだったのかな。普通に歩けることの喜びを気づかせてくれた入院生活。復活した自分の体力を試したかった。「自己限界への挑戦」というハセツネのキャッチコピーに惹かれて....
・第4回(1996):15時スタートだったかな。三頭山避難小屋リタイヤ。練習は通算2,30キロのジョグのみで舐め切ってた・・・。
・第5回(1997):23時間ぐらいで完歩。スキーストック利用してた。
・第6回(1998):23時間ぐらいで完歩。
・第7回(1999):大ダワリタイヤ。(心折れて、御前山でレスキューシートにくるまって寝る)
・第8回(2000):21時間完走。昨年リタイヤが心残りだったので。これで一区切りつけた。
・第12回(2004):第一関門リタイヤ。運動せずにメタボになったのでヤバいと思い運動再開。
って、ことで実に8年ぶりに7回目の参戦。
目標:PB更新。最悪でも完走。
裏目標:今の走力なら18時間切り
結果:16:58:42
(GARMINストップし忘れ)
やっぱりこの大会は体力3割気力7割だと思う♪~( ̄。 ̄)
■スタート~第1関門
(順位:1313 時間:5:16:42)
スタートまでスタッフで参戦JIFUさんがスタート並び順プラカードを恥ずかしげに持ってたのでしばし歓談。これが噂の渋滞か!渋滞回避の為に序盤全力疾走する実力もないしなぁ・・。トレランブームでシングルトラックで参加者2000名同時スタートだと無理がある。ここは体力温存と割り切るしかない。ハセツネアドベンチャーグリーン(10回完走者称号)取得した先輩は今年は大渋滞の場所で応援に回ってた。
■第1関門~第2関門
(順位:1240 時間:10:30:34 区間ラップ:5:13:52)
この区間は試走もしておらず、8年前の記憶だけだったので、西原峠までのだらだらつづく単調なコースが精神的につらい。三頭山の登りは覚悟してたので問題なし。
■第2関門~第3関門
(順位:1020 時間:14:52:48 区間ラップ:4:22:14)
第2関門まできちゃえば、完走率はぐっとアップする。今年試走してたので、御前山の登りも問題なし。
■第3関門~ゴール
(順位: 985 時間:16:58:42 区間ラップ:2:05:54)
関門、長尾平の手前のコースで選手滑落があったのか、スタッフが大声で暗闇のがけ下に向かって叫んでた。日の出山についた時点で目標達成を確信。第2関門過ぎあたりからコース距離表示とGARMIN距離の乖離が気になっていたが、頑張れば17時間きれるかもしれないと思い、ゴールラスト2キロあたりからダッシュ!あれ、走れるじゃん。そういえば膝も痛くなかったし、攣らなかったのは収穫。
以下備忘録
・心配性でいつも多めに水・食料を積んでしまう。パック重量はおそらく8キロぐらい。他の方は5キロ以下?
・トレイルパックショルダーベルトで鎖骨が擦れるのでテーピング。効果あった。
・両足の小指、親指によく肉刺や痛みがでるところを予めテーピング。効果あった。
・暑くなかったせいか水分摂取量は少なかった。
・2Lハイドレ:リプレニッシュ。第2関門到着時に800ml消費
・予備650mlボトル:水。ジェル、スポドリでたまに水が飲みたくなる。
・スペシャルドリンク650mlボトル:マルトデキストリン300g(100gで388kcal)+グリコBCAA&クエン酸+水。ジェルがあまり好きではないので、ジェルの主成分であるマルトデキストリンの粉末を調達して作成。これうまくて安くていいっす。
・トレイルパック:INOV8 25L。ショルダーベルトに専用ペットボトルホルダー2個装着。25Lでもコードで絞れるので大は小を兼ねれるトレイルパック。
・消費食料:ジェルフラスコ2個(ジェル8個分)持参したが消費ジェル2個分。上述のスペシャルドリンクだけで十分だった。一口御握り5個。梅肉チューブ。アミノバイタル粉末2包。NIスティック1包。パワーバープロテインプラス半分(ブース会場でアンケート書いてもらった)。ガム。自作トレイルミックス(マーブルチョコ、ミックスナッツ、ミックスドライフルーツ)。プチサラミ(5,6個)。ハニースティンガーグミ1袋(5個消費)
・栄養の観点無視してもいいからお気に入りのご褒美飲料&食糧を用意する。
・ライト;ガンガン走るのであれば、ヘッドライト以外に腰、ハンドライト必要。霧対策にイエローフィルター等あれば尚良し。
・トレイルポールはなだらかな登りには有効。岩場激下りは邪魔。
・過去の完走者データ分析するとスタート~第一関門、第一関門~第二関門、第二関門~ゴールの時間割合が3:3:4が多いようです。スタート~第一関門の試走である程度の予想タイムがはじき出せるということ。