はな さんのランブロ

はな

性別
年齢50歳
身長23.5cm

2005年の横浜マラソン10キロが市民マラソン大会デビューでした。その年のホノルルマラソンでフルデビューしました。

今後の予定

自己ベスト

下関海響マラソン2012

記録 4:16:10  ネット 4:14:50

2008年の第1回大会に参加して以来2回目のこの大会。生まれ育った故郷を走る公認コース。

1回大会では、まだガーミンも持っておらず漠然とした記憶は・・・『後半はキツイ!』だったはず〜。

京都マラソン以降腰痛がひどく、痛みで走る意欲がわかず。こんなこっちゃ完走でけん!と、練習しても、10キロやっと走ってもキロ6分が切れない有様で、とにかく完走できたらいなぁ〜と、不安を抱えたままの下関入りとなった。

スタート時の気温は13℃。しかし、海風が強く寒くて仕方ない。震えながらCブロックからスタート。(最後尾はFブロック)

最初の折り返しの長府の街までは、平坦な海岸線。右手に折り返すランナーと関門海峡を眺めつつ、腰痛・体調にびくびくしながら走行。後半に備えて6分よりゆっくりに抑えるつもりが、ついついペースが上がる。5キロ過ぎあたりで、一緒に参加したharudaruさんとすれ違い様にハイタッチ♪ 調子はよさそうだ!頑張れ!

その昔、大好きだった水族館があったあたりを折り返し、今度は海をすぐ左手に。前日乗ったタクシーの運転手さんが、「眺めはええし、海の船と競争したらええですよ〜」と言っていたが、デカい船見っけ〜♪でも船は意外に速くて競争にならず・・・。

スタート地点を通り過ぎ、いよいよ後半。

その前に19キロ地点の関彦橋で老母が応援に待っている。目立つようにと、恥ずかしがってた母親に黄色Tシャツを無理やり着せて、立たせておいた。また、今回母にはharudaruさんに給水ボトルを手渡すという、重要任務も命じており、

前日には立ち位置の詳細な打ち合わせなども行い、超小心者の母はかなり緊張していた。

そこに近づいたら、「げ〜〜〜!走路が違うじゃん!」1回目の大会では反対車線を走ったはずなのに・・・。橋を登りながら、「お母さん、あせっただろうな〜!先頭ランナー見て、慌てただろうな〜!走って陸橋渡って転んでないやろか・・・」と一瞬にいろんなことが頭を巡った。案の定打ち合わせポイントには母親はおらず、手前を見たら・・・あ゛〜いたいた!「お母さん!渡せた〜?」と聞いたら「うん、うん、渡せたぁ〜、」と返事あり。「ありがと〜!」と何だか涙目になりながら通り過ぎた。

有料道路の入り口の長いトンネルを抜けて、前方を見て・・・「ゲッ!」こんな上り坂だっけ?と泣きたくなった。もっとゆるいアップダウンの繰り返しと思っていたけれど・・・。人は辛いことは忘れがちというが、コースくらいはもう少し覚えていようよ・・・と反省しながら、再び走路右端に陣取り、折り返してくるランナーを凝視しながら走った。

21キロ辺りだったろうか、左への急カーブの地点でharudaruさん発見。中央に陣取っていた見知らぬ応援隊の人達をギリギリかわす様に、再びハイタッチ! 残りわずかだぁ〜頑張れ〜!と祈るような気持ち・・・が通り過ぎた後は、独り静かにひたすら風と坂道との戦い。

特に人工島のエイドでソウメン食べた後の上りは、顔が上げられない強風・・・。下を向いて、黙々と足を運んだ。

その後も風は吹き続け、気分転換で横に顔をあげて広がる海で気分を癒した。

残り4キロあたりから、落ちたスピードを元に戻そうとあがくも、足に広がってくる攣る気配・・・。一歩一歩に悲鳴があがる。

残りあと1キロ地点で、嬉しいお出迎え登場♪フルマラソンで、伴走以外では初めて話しながら、笑いながら残り1キロを楽しく頑張れた。

ゴール後のサービス、「ふく鍋」が美味かった〜♪

今回の練習量、体調を考えての秘かな目標は4時間15分だったが、ネットタイムでギリギリクリア。また、4年前の記録をちょっぴり更新できて、落ち込む一方だった最近のラン調子に少しだけ光が差し込んだ。

travel db のお蔭で、また一つ幸せなマラソンの思い出が増えました。感謝!

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