20km BU走
2日間の完全休養の間に「非常識マラソンメソッド」という本を熟読。
本のタイトル自体は前から聞いたことがありましたが、「どうせ医学博士かスポーツトレーナーが書いた机上の空論とちゃうん?」などと思い、見向きもしませんでした。
ところが、著者の岩本能史氏は知る人ぞ知る(て言うか私が知らないだけ?)ギリシャのスパルタスロンなどで活躍する現役のフットレーサー。
何店舗か探し回り、ようやく手に入れました。
その中から、今日は次の二つの「非常識」を検証。
①腕の振り方
定説は「脇を締めて肘を後ろに引く」
これについては、個人的に前から疑問に思っていました。
身体の動きが全体的に不自然になり、上半身に余計な力みが生じるので、もともと脇は少し開いて走っていました。
岩本流は「脇を開いて肘を横に振る」
しかも両腕はコントロールできる範囲で大きく振るとのこと。
今日実践してみましたが、こちらの方が自然な動きで走りやすく感じました。
終盤、スピードが落ちかかった時に、「脇を締めてピッチを速く」と「脇を開いてより大きなスイング」の両方試しましたが、後者の方が楽にスピードを維持できた気がします。
②ランニング後のストレッチ不要論
これについては「ホンマかいな?」って感じですが、主な理由としては「走り終わった直後のダメージを受けた筋肉を無理に伸ばすと、もっとたくさんの筋肉が損傷してしまう」とのこと。
追い込んだトレーニングを前提にしているので、全てのランニングに当てはまるとは思えませんが、今日は少し追い込んでみたので、このあとどうなるか楽しみ?です。
ちなみに岩本流のトレーニングは週半ばのBU走と週末のロング走をベースにしていますが、ポイント練習の密度が濃く、それを超回復によってレベルアップさせていくというもので、先週買ったeA式の「腹八分理論」よりは私好みの練習なので、eAの鈴木さんとはわずか1週間のお付き合いでしたが今日から岩本さんについて行きます。
私って、恋多きオカマ。。。