八ヶ岳登山 2日目
深夜2時半頃目が覚めたが、依然深いガスのなか。起床予定の4時になっても同じ。5時ころになってようやくガスが切れ始めたようで、出発準備。しかし頭重感がひどく、体調今一つ。軽い高山病か(&前夜の深酒による2日酔?)
外に出てみると雲の流れが早く。めまぐるしく景観が変わる。赤岳山頂からの景観は何度も目にしているがこんなダイナミックな光景を目にするのは初めて。頭重感も吹き飛ぶ
これから向かう権現岳方面 南アルプスや中央アルプス、木曽の御岳、妙高連山、妙義山、奥秩父の山々、そして富士山。
山頂からの壮大な景観を堪能して6時30分 権現岳に向けて出発
夜に降った雨で、滑りやすくなっている急な岩場を慎重に下っていく。一気に標高差500mを下りきり、キレット小屋を経て権現岳への登り返し
とてもきつかったが、至るところに咲いていたコマクサの群落。赤岳や阿弥陀岳の厳然な雄姿。そして同行の2人の元気さに後押しされながら、なんとか9時30分には権現岳山頂に到着。
昨日の真教寺尾根の急な岩場、キレットの不安定な下り権現岳直下の61段もの急な梯子の登り、難所の多いコースだったが、八ヶ岳が初めてにもかかわらず(JIFUさんは昨年権現岳は登頂済だが)2人ともしっかりと安定した足取りでついてこらたのは何よりであった。
3人とも無事権現岳のオベリスクの上に立ち、記念撮影後、三ツ頭まで降りランチタイム。
この頃になるとガスが深くなり展望も少なくなってくる。夏山は早朝が勝負である。10時くらいになると天候は晴れなのに山の上だけ深いガスに覆われてしまうことが多い。
下山は三ツ頭から天女山までの標高差1000mを通常のコースタイムの半分位の1時間10分ほどで駆け下りる。標高2000mから下は結構快適なトレイルランを満喫出来た。
といっても重いザックを背負ったままなので、何度か尻餅をつく場面もあったが。
天女山から美しの森駐車場までの5キロは、八ヶ岳山麓のトレッキングコースをたどりながら進むが、結構上りも多くかなりキツかった。
13時20分に無事美しの森に到着。ソフトクリームがめっちゃ美味かった!清里の天女の湯で汗を流したあと、大きな渋滞に巻き込まれることなく16時過ぎには大月に戻りレンタカーを返却。例によって駅前の「かつら」で打ち上げ。そして名物お付け団子で仕上げ。満腹で電車に乗り込み3人とも爆睡。
ビリちゃんJIFUちゃん おつかれさんでした。そしてありがとうございました!