肺癌とイレッサについて

11. 再発

ついに、再発。

2019年6月28日(金)

東邦大学医療センター大森病院にて、胸部CT、血液検査を受けました。

2019年7月2日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、先日の胸部CT、血液検査の結果を聞きました。

血液検査は異常無しでしたが、胸部CTでは左肺と右肺に1箇所ずつ小さな結節が見られます。

一見、若干太めの血管のように見えますが、CT画像のスライスを変えると、血管のように連続しておらず、球状であることが分かります。

まだ、とても小さいですが、再発の疑いがありますので、7月13日にPET、8月9日に脳MRIを実施することとしました。

2019年7月13日(土)

東邦大学医療センター大森病院にて、PETを受けました。

この病院にはPETスキャナーが1台、安静室が3部屋あります。検査時刻に合わせて作られたFDG(放射能を持つブドウ糖に似た物質を含む薬剤)を注射し、それが全身に行き渡るまで、安静室に入って、1時間ほど、水を飲みながら安静にします。

私の隣に入ったのは、高校生くらいの男の子でした。PETを癌以外の検査に用いることは聞いたことが無いので、恐らく骨肉腫のような小児癌でしょう。そういう子供を見ると、「神様なんてものはいないな。あるのはサイコロだけだ。」と思います。癌が何かの報いであるとしたら、癌に見合う悪行を行うには彼らの人生は短すぎます。至るところでサイコロが振られていて、ある確率で癌になっているとしか考えられません。よく、癌などの大病を患うと宗教に走る人がいますが、私の場合は、むしろ、宗教や神頼みはアホくさく感じます。

2019年7月23日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、先日のPETの検査結果を聞きました。

どこも光りませんでした。すなわち転移無しです。ただ、それだけでなく、再発と思われた左右の肺の影も光らなかった(集積が見られなかった)のです。

ここから、約半年に及ぶ迷走が始まります。

「この2つの影は癌ではないということですか?」

「いえ、癌だと思うのですが、、、」

「癌がPETで光らないことはあるんですか?」

「いえ、光るはずなんですが、、、」

そこで、大分で転院前に撮った胸部CTの画像を見てみることにしました。よく見ると、同じ箇所に小さい影が写っています。そのときから大きくなっていることが分かり、やはり癌である可能性が高まってきました。そこで、

  1. 8月9日の脳MRIと同日にもう一度胸部CTを撮り、大きさに変化があるかどうかを確認する
  2. イレッサが効かなくなったと考えられ、その原因が遺伝子が変わったためと推察されるので、代わりの抗がん剤(分子標的薬)を選定するために、同日に血液生体検査(血液にがん細胞があることを前提とし、その遺伝子解析を試みる)を実施する

こととなりました。

大分大学医学部附属病院で2018年8月21日に撮影した胸部CT画像に写っている影は意識して見ないと分からないほどの大きさで、これを見逃したことを責めるつもりはありません。しかし、こうした単調だが時間のかかる画像解析は今や人工知能をはじめとするコンピューターが得意とする分野であり、早くそうしたシステムが開発され普及することを願います。

2019年8月9日(金)

東邦大学医療センター大森病院にて、脳MRI、胸部CT、血液生体検査を実施しました。

2019年8月13日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、脳MRIと胸部CTの結果を聞きました。

脳MRIは異常無しで、現時点は肺以外への転移は見られません。

胸部CTは、わずか1ヶ月で1~2mm大きくなっていますので、PETでは光らなかったとはいえ、癌が再発したと考えるのが妥当と思われます。この癌に対してはイレッサが効いていないのは明らかなので、どのような遺伝子変異かを調べてから治療方針を立てることになります。先週、血液による生体検査を実施していて、血液中に癌細胞があれば、その結果が9月3日には出る予定です。血液中に癌細胞が無ければ、入院して癌細胞を採取する必要があります。

2019年9月3日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、血液生体検査の結果を聞きました。

残念ながら、血液には癌細胞は見られなかったようです。正確には、遺伝子変異は検出されず、癌細胞が無いか、あっても特定の遺伝子変異は無いという結果です。このあとは、CTガイド下生検となり、入院が必要で、2週間後に日程調整する予定です。

2019年9月17日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器内科を受信しました。

CTガイド下生検のターゲットの左肺の影が検査技師の見解では「小さすぎる」ため、もう少し大きくなるまで経過観察することとなりました。そのため、10月11日にもう一度胸部CTを撮影することとなりました。なお、右肺の影の方が左肺の影よりも若干大きいのですが、周りを太い血管で囲われているため、生検も手術も難しいそうです。

2019年10月11日(金)

東邦大学医療センター大森病院にて、胸部CTを受けました。

2019年10月15日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器内科を受信し、先週金曜日のCT検査の結果を聞きました。

2つの影おもに1mmほどお大きくなった程度で、「やはりCTガイド下生検を実施するのは難しい」とのことです。ただ、成長していることから癌である可能性は極めて高く、放置するわけにもいかないので、左肺の方だけを胸腔鏡手術で切除して、遺伝子検査を実施し、右肺の方は、その遺伝子検査結果によって選択された抗がん剤および放射線により治療するのが良いのではないか、と提案されました。10月21日に呼吸器外科の先生と話をして、決める予定です。

2019年10月21日(月)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器外科を受診しました。

左肺飲み、生検を目的とした手術をすることにしました。これからしばらくは、その手術のための検査をします。その結果を見て、11月1日に日程を決めることになると思う。

2019年10月29日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器内科を受診しました。

再生検を目的とした手術を受けることにした旨お話して、呼吸器内科としては、とりあえず11月26日に診察の予定を入れました。これは手術の日程で変わる可能性があります。

2019年10月31日(木)

東邦大学医療センター大森病院にて、心臓の検査を受けました。

2019年11月1日(金)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器外科を受診する予定でしたが、非常に待たされた挙げ句に時間切れとなり、職場に戻らなくてはならなかったので、受診できませんでした。

2019年11月2日(土)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器外科の前日の診察予定が時間切れでキャンセルされたため、代わりにこの日に受診しました。

手術の日程を決めました。

  • 11月30日 入院
  • 12月4日 手術
  • 12月8日 退院

2019年11月22日(金)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器外科と麻酔科の診察を受けました。

2019年11月23日(土)

東邦大学医療センター大森病院にて、入院に関する説明を受けました。

2019年11月26日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器内科の診察を受けました。

2019年12月1日(日)

東邦大学医療センター大森病院に入院。

2019年12月4日(水)

東邦大学医療センター大森病院にて、手術。

2019年12月8日(日)

東邦大学医療センター大森病院退院。

2019年12月16日(月)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器外科受診。抜糸?

2019年12月17日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器内科受診。

2019年12月28日(土)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器内科、お薬サポート外来を受診。

2020年1月31日(金)

東邦大学医療センター大森病院にて、胸部CT撮影、呼吸器内科、お薬サポート外来を受診。

2020年2月3日(月)

東邦大学医療センター大森病院にて、呼吸器外科を受診。

2020年3月24日(火)

東邦大学医療センター大森病院にて、胸部CT撮影、呼吸器内科、お薬サポート外来を受診。

2020年5月6日(水)

夕刻、東邦大学医療センター大森病院 呼吸器外科のO先生より電話があり、「今、病院に来るのをなるべく控えて欲しいので、特に体調などで気になるところが無ければ、この電話をもって呼吸器外科の治療は終了としたい」とのこと。ちょうどこのとき、最もコロナウィルスに罹患するリスクがあるのは病院であると考えており、「特に気になる症状等はありませんので、終了ということでお願いします。」と即答しました。

後日、調べてみると、4月下旬から5月上旬にかけて、東邦大学医療センター大森病院の職員4名がPCR検査陽性となったとのことでした。

出口戦略は陽性率ではなく再生産数で

出口戦略は通常の生活状態における再生産数(1人の感染者が何人に感染を広げるか)を予測して判断しなくてはならない。これが1未満にならないと、いずれまた感染者数は増加傾向を示すことになる。すなわち、陽性率そのものでは判断できないし、日本のように、緊急事態宣言前に広く検査をしていない国では、陽性率から再生産数を予測することも難しい。

再生産数が1未満になるためには、今は、以下の2つしかない。

  1. ウィルスの活性が弱まる
  2. ワクチンが開発される

今は、2は無いので、1に期待するしか無い。気温が上昇するにつれて活性は弱まるので、今の状態では夏まで通常の生活状態には戻れないのではないかと思われる。

電子化が医療崩壊を(多少)救う

2020年5月11日 Nippon News Network(NNN)のニュースより。

都の感染者 111人報告漏れ、35人重複

東京都が毎日発表している新型コロナウイルスの感染者数について、小池知事は、保健所からの報告に111人の漏れなどがあったと発表しました。

東京都は、区や保健所などから報告を受けて、新型コロナウイルスの感染者数を毎日、発表していますが、小池知事はインターネットのライブ配信で、複数の保健所からの報告に、現時点で111人の漏れと35人の重複があったと発表しました。

都では、保健所などが端末に入力した感染者の情報を、で報告を受けていますが、その紙が届かなかったり、二重で報告されていたということです。

都は現在、集計をやり直していて、感染者の総数は、これまでよりも増えるということです。担当者は、「入力システムが統一されていないことや、保健所の業務がひっ迫していることが原因」と説明しています。

保健所に、端末で入力したデータを集計して印刷して都に送付している人がいる。逼迫している状況で、そんな作業をさせておきながら、一方で「医療崩壊だ」と騒いでいる。都庁にも、紙で受け取ったデータを入力し直して、集計している人がいる。抜けも重複も分からないような稚拙な集計で間違いを犯し、再集計までしている。

私が都に納めている税金は、こんなアホな作業のために使われていたのか、、、。電子化のために使って欲しい。電子化すればこれらの作業はすべて無くなる。

まぁ、e-Taxもクソみたいなひどいシステムで、納税のためにいらぬ手間を使わせるので、税金を有効に使うという発想が納税段階から欠落しているのだが、、、。そういえば、マイナンバーカードもトラブル続きだし、東京オリンピック・パラリンピックのチケット申し込みサイトも当初はひどいものだった(こちらは後日だいぶ改善された)。電子化するにしても、政府や地方自治体など公共機関に対する営業組織を持っている会社の出入りを禁止して、フリーランスの集合体にでも作らせた方が良いかもしれない。