今日は、今年の走り納めのジョグ。陽射しが暖かく気持ちよく走ることができました。来年も気持ち良くランニングができますように。

さて、Outside Online(http://www.outsideonline.com/outdoor-gear/footwear/Sole-Power-Nicolas-Mermoud-Minimalist-Running.html)に、特にトレイルランニングの分野で、厚底靴ブームが来つつあるという記事が掲載されていました。その代表格がDeckers Outdoor社のHoka One One（ホカオネオネと呼びます。マオリ族の言葉で「飛ぶ」という意味だそうです。）です。通常の靴より2.5倍厚底で、1.3倍クッション性が高く、それでいて、15％軽量だそうです。開発者のNicolas MermoudのビジネスパートナーであるJean-Luc Diardは、「マウンテンバイクは普通の自転車より太いタイヤを使っている。パウダースキーでは幅の広いスキー板が使われている。トレイル用の靴も同じだろう。」と言っています。それを裏付けるように、これを履いて、2011年のユタ州の26.2マイルのトレイルレース、ヴァージニア州の100マイル、アラバマ州の100マイルを制したKarl Meltzer選手は、「岩の上でも浮いているようで、何も感じない」と評しています。その後、どんどんユーザーを増やしてきており、今年6月のユタ州のSpeedgoat 50Kというトレイルレースでは、275人の出場者の3分の1がHoka One Oneを履いていたそうです。このブームに目をつけて、来年2月にはBrooks社が厚底のTranscendをNew Balance社が厚底のFresh Foamを、そして、来年3月には、Vasque社が厚底のShapeShifter Ultraを、それぞれリリース予定です。さて、日本でも今度は厚底ブームが来るのでしょうか？