ITJ
時期的に、UTMFに向けてのトレーニングとしてエントリーした第1回伊豆トレイルジャーニーに参加しました。
制限時間が短く完走できるか不安でしたが、無事完走いたしました。
速報結果:11時間57分48秒
男子総合順位:575位
9日土曜日9時に自宅を出発して大渋滞にはまり、10日大会参加後、運転中に気まぐれたらまずいので、東名高速足柄SAで仮眠したら4時間爆睡。11日朝5時前に無事帰還。まさにジャーニー♪~( ̄。 ̄)
「完走して、UTMF完走にむけて自信をつける」予定だったんですが、ますます不安になってきました。距離は倍以上、コース難易度は何倍ぐらいだろう・・。仮眠したら起きれなさそうだし、再始動する気力が湧いてくるのか・・・。ウルトラマラソンは経験ないのですが、「脚が終わってからがレース」というフレーズを耳にした事があります。UTMFも同じような事が言えそうです。
~以下備忘録等長文につき、スルーしてください。今後参加検討されているかたはご参考まで~
■予想タイム設定とトレース
距離、累積標高がハセツネと同等レベルですが、標準コースタイム22時間4分のところ、制限時間が14時間。ハセツネと比較して、走れる箇所が多いからでしょう。完走できるか不安だったので、標準コースタイムの0.6掛けでゴール予想時間が13時間14分。しかし、この試算だとAP(エイドポイント)2の関門時間5分前到着というかなりスリリングな設定でした。レース中は区間毎に予想時間との差異を把握し、少しずつ時間の貯金ができてきたので、精神的に余裕が生まれました。ロングレースで「ゴールまであと何キロ」なんて考えると萎えるので、「次のエイドまで何キロ」と区間毎に目標を刻むと気力維持できた気がする。
■装備
当日の気温は高いとの予想でチョイス
(当日は寒い時用も持参)
-常時装着-
・ウールソックス:SALOMON
・カーフゲイター :C3Fit
・パンツ:ユニクロ
・ハーフタイツ:C3Fit
・ドライレイヤー:ファイントラック パワーメッシュノースリーブ
・ベースレイヤー:SKINS TRI400(トライアスロン用のノースリーブトップ)
・アームカバー:ブラックダイアモンド(ハセツネ会場モニターでGET)
・キャップ:ブルックス
・サングラス:RUDYPROJECT
・テーピング:ニューハレXテープやVテープは高いので、ニューハレテープロール(5cm×5m)を買って28cmに切れば約18本なのでVテープ4.5セット分できます。今回は足、脹脛、膝に使用(効果体感はわかりませんが、ファッション、気合い入れ儀式みたいなもの♪~( ̄。 ̄) )。足の親指、小指、足裏の肉刺ができやすい個所に非伸縮タイプでテーピング。(効果ある気がします。)鎖骨にテーピング:トレイルパック擦れ防止。
・シューズ:SALOMON XR-MISSON
・トレイルパック:SALOMON SKIN PRO 14+3 ハイドレ補給しやすい構造になっているものの、エイドが豊富にある大会は胸ポケットにセットしたボトルの補給だけで十分かも。サイドポケットは伸縮メッシュ素材で行動食等かなりの容量が入るので重宝する。ジッパーがついてないが中身が落ちることはなかった。難点はチェストベルトの着脱が難しい。手が悴んでると多分無理。コツがあるのかなぁ。
-適宜装着-
・ハードシェル:アークテリクス スコーミッシュフーディ
・グローブ:モンベル 指なしサイクルグローブ or 防水手袋(メーカー不明)
・バフ:ネックウォーマー、キャップ等に利用
-必須装備未使用-
・防寒着(フリース):パタゴニア キャプリーン4
・レインウェア上:モンベル トレントフライヤー
・レインウェア下:モンベル バーサライト
■食料&水等
・ハイドレ:スタート時、水1.5L 途中補給せず、半分消費
・ペットボトル:スタート時、スポドリ650ml エイド3か所で満タンにする。消費1~1.2L程
・自作ジェル:ショッツとかパワージェル系は苦手。ハニスティンガーならなんとか大丈夫だけど皆高いし、SALOMON237mlソフトフラスク2本に自作ジェル作成(粉飴粉末(マルトデキストリン)、はちみつ、塩、グリコBCAA&クエン酸、カルピスホットレモン)。1本の8割消費。粘度高すぎて吸いづらかったが、味は好みで調整できてコストパフォーマンス良い!
・自作トレイスミックス:レーズン、M&Aチョコ、ミックスナッツ、シリアル。
・その他固形物:CLIFBAR2個(1個消費)。これは旨かった!味が何種類かあるので全部試してみたい。パワーバー1個(消費せず)。梅肉チューブ(半分消費)
・その他サプリ系:塩タブ(3個消費)、アミノバイタル粉末(1包消費)
・医薬系:中盤、早くも太股(膝上)が攣りだしたので、「コムレケア」投入。少しは効いた感じ。以降、再発時は止まらずスピード調整して対応。12時間切れるかもしれないと判断した時点で予防的に「ロキソニン」投入。
■エイドで補給したもの
水分補給系は上述以外に各ポイントでマイカップでスポドリその場飲み。
AP1:バナナ(1/3)×2,3切れ、塩、桜餅(1/2)×2、一口羊羹×2個もらって道中で消費。
AP2:バナナ(1/3)×2,3切れ、塩かつおうどん(1/2)×2杯。
AP3:バナナ(1/3)×5,6切れ、ホットコーヒー×2杯、イタリアンポタージュスープ×2杯
ゴール後:シシ汁が提供されていたらしいが失念・・・
■その他
・自家用車での現地入りは、渋滞状況を考慮して、高速道路の空いてる時間帯を利用して、途中SAで仮眠する等工夫が必要。
・前泊した民宿の料理は豪華でした!レース後も民宿に泊って打ち上げできたら最高。
・テクニカルなコースはなく、走れる区間が多い。よって制限時間が短く、休む余裕がなかった。リタイヤの誘惑、気力がなくなるのでエイドで長居は禁物
。登りの歩いてる時間を固形物補給、次のポイントまでの距離、時間予測等有効利用する。
・前泊希望者は大会側が宿の割り振りを決めるのであたりはずれありそう(均一料金)。原則相部屋ですが、今回はななみ父さんのSWAC仲間と4名一室でしたので楽しかった。
・ワンウェイコースなので、行動計画は綿密に。
・距離表示は75Kmまでありました。