手賀沼西コースから慈恵医大病院を臨む
本日のコース:手賀沼西コース
シューズ:Boston2
現在位置:広島県 竹原市
昨日とはうって変わって肌寒い朝、久しぶりに手賀沼西コースへと向かった。
ちょうど6キロ辺り、手賀沼エコマラソンのスタート地点の左手に、先週まで入院していた慈恵医大病院が見える。今日、こうして走れていることに、改めて感謝する。
以下、発症から治癒までの備忘録
3/16(水)
帰宅後に、何となく右耳に水が詰まったような感じと、若干のめまいがあった。
3/17(木)
会社で、周囲の声が頭の中で響くようになり、昼過ぎには右耳が聞こえにくい自覚症状を確認。
夕方、耳鼻科に行き診断の結果、「突発性難聴」とのことで、投薬され、10日間程度の安静を言い渡された。
3/18(金)
右耳が全く聞こえないので、セカンドオピニオンとして掛かり付けの先生に相談したところ、慈恵医大病院を紹介された。
診断の結果は同じだが、点滴治療をするので今日から入院するようにと言われ、そのまま入院となる。
この日から、ステロイドの点滴が始まる。
500ml→400ml→300ml→200ml→100mlの5日間を2クール行うので、最低10日間は入院することになる。
3/19(土)
点滴治療が続くも、右耳の状態はほとんど聞こえない。入院中に改善されない場合もあるが、一ヶ月くらいで改善されることもあるので、焦らずにと言われる。
3/20(日)
とにかく時間の経つのが遅い。午前中は、点滴の管が繋がっているので、ほとんどベッドにいる。
午後は、談話室で読書したり、ベッドサイドのPCでネットを見たりするが、このPCもフラッシュ未対応でtravel-dbのサイトが見られない。
3/21(月)
ほんのわずかであるが、右耳の聴力が戻ってきたように感じられる。右耳に指を入れてみると、かすかに擦れているような音が聞こえる。
希望の光が差したような気分だ。
2/22(火)
今日で1クール目が終了する。
低音は聞こえないが、高音は少しずつ聞こえるようになってきている。
左耳から入った音が、頭の中で響くような感じがひどい。
3/23(水)
2クール目スタート。
2回目の聴力検査があり、かなり改善されていることが確認できた。
耳の閉塞感、耳鳴り、音が響く感じは依然としてある。
この日から、階段の上り下りを行う。
朝夕の買い物以外に、1F~7Fまでを5往復した。
3/24(木)
聴力は、日に日に回復している感じが分かる。
午前中は点滴があるので余り動けないが、点滴の管が外れる午後は、極力動き回るようにする。
階段昇降6往復。
3/25(金)
入院して、まる一週間が過ぎた。
病院の生活リズムには馴れたが、逆に、普段の生活に戻れるか不安になる。
世の中が大変なときに、全く世間とは隔離された中にいるようだ。
階段昇降10往復。
3/26(土)
3回目の聴力検査。聴力としては、ほぼ左と同じ程度まで回復してきたと言われ、安心した。
しかし、低い音が不十分な感じで、たとえると安いイヤホンで効いているような感じがする。
階段昇降10往復。
3/27(日)
午前中で終了するように、通常より早めに点滴を初めて貰ったが、こういうときに限ってなかなか落ちず、結局終了したのは12:30頃だった。
1時過ぎに、無事退院することができた。
退院後、初めて食べたのがラーメン。
一度だけ、あんかけうどんが出たが、それ以外麺類はなかったので、とにかく麺が食べたかった。
最初の数日は、時間の経つのが遅く、なんとももどかしい日を過ごしたが、後半は聴力が回復してきたことも有り、ひさしぶりにゆったりとした時間を過ごせ、良い心の洗濯になった。