暗雲
木曜日に良いペースで6km走ることができたので、今日は少なくとも倍の12km走ろうと思い、家を出た。
多摩川までの4kmは快調。痛み無し。
これは結構行けるのではないかと思い、多摩川河川敷はビルドアップ気味に7km走ることにした。
河川敷上の最初の3kmは順調だった。ところが、3kmを過ぎたあたりで、肉離れを起こした箇所に鈍痛を感じ始めた。ムムッ(川平慈英風)。ペースをちょっと落として様子を見る。すると鈍痛は治まり、沈黙。ホッ。3.5km走ったところで、立ち止まり、塩飴を舐めて、ハムストリングをストレッチ。汗をぬぐって、また走り始めた。
5km走ったところで、また、肉離れを起こした箇所が騒ぎ始めた。またまたペースを落として様子を見る。ところが、今度は、騒ぎが治まらない。それどころか、鈍痛は徐々に大きくなり、「もうこれ以上走ったらヤバイです。また切れまっせ。」と言い始めた。この声を無視するわけには行かない。已む無くランニングは中止。
家に向かってトボトボ歩きながら自問自答する。
「治ってなかったのか?」
「どうもそうらしい。」
「もしかして、リハビリ期によくある痛みじゃないのか? これでやめるとかえって良くないんじゃないか?」
「その可能性もある。」
後者の可能性も捨てきれないため、ゆっくりジョグして様子を見ることにした。すると、鈍痛はそれ以上大きくなることもなく、無事家まで辿り着くことができた。「なーんだ、やっぱりリハビリ期特有の痛みなんだ」と安心したのも束の間、肉離れ関連のサイトをチェックしてみると、どこもかしこも「リハビリでは痛みを感じてはいけません。痛みを感じたらレベルを落として下さい」と書いてあるではないか! やっちゃいけないことをやっちゃったのね。
ということで、また戦線離脱です。北海道マラソンに暗雲がたちこめ始めました。今のままでは記録どころか完走さえも危ういです。荒川前はあんなに自信に溢れていたのに。今は、ギリギリでもいいからなんとか3時間半で完走したいと祈るばかりです。でも、諦めるわけにはいきません。キロ5分で42.195km走り切れる足を取り戻すべく、考え、努力します。