湘南オヤジ さんのランブロ

湘南オヤジ

性別
年齢64歳
身長171.0cm

湘南地方に住む中年オヤジです。
登山のためにやっていたランニングですが、
今や手段と目的が逆転してしまい、マラソンにはまっています。
職場の同僚が、Foreranner405を、皆に見せびらせかて喜んでいるのに刺激され、廉価モデルの110を購入してしまいました。
ますます「走らなくては」という、強迫観念が強くなりそうですが、けがに気をつけながら、といってもすでに左ひざを痛めていますが、コツコツと走り続けていきたいと思います。

今後の予定

自己ベスト

第30回 野辺山ウルトラマラソン

第30回野辺山ウルトラマラソン。2012年以降11回目の参加。昨年10回完走のデカフォレストの称号をいただき、もう野辺山は卒業かと思っていた。ところがデカフォレストの黒ゼッケンをつけて完走してこそ真のデカフォレストではないのかと考えるようになったことと2019年の大会が台風による林道崩落の影響で迂回ルートが取られ最高地点を通過できなかったことが引っかかり迷いに迷ってエントリー。しかし年々衰えが進む中、昨年も厳しい暑さに見舞われた上60km過ぎから両脹脛の頻繁な痙攣により完走が危ぶまれたが、粘りに粘って制限時間の3分前にゴール。そんなこともあり不安要素をたくさん抱えたまま参加。
今年のスタートは例年より5分早くなり4時55分。終了時刻は19時と例年と同じで制限時間が5分延長。なぜそうなったのかは不明だが最近ギリギリに近いタイムでゴールすることが多くなった自分にとってはささやかながらありがたい措置。さらに今年は終始曇り空で気温も20℃位までしか上がらず、時々雨もぱらつく。例年だと標高1900mの最高地点から800m位の小海町まで降りてくる頃には厳しい暑さに見舞われることが多かったのだが。足攣り対策には今回はマグネシウムローションを初めて使用。経口摂取はやはり運動中には吸収にも限界があると思うのだが、このローションは直接吸収が大変早いようで、攣りそうになる前に早めに塗布。脹脛のピクつきは終始見られたが走行中は痙攣を抑えることができた。これは今回の収穫。
肝心のレースの方は、やはり走力の衰えは隠せないようで、昨年と殆ど同じペースで進む。79kmの馬越峠にも昨年とほぼ同時刻の16時に到着。あと3時間あるのでもう安心と思うと痛い目に遭うのが野辺山の難しさ。野辺山を20回以上完走している、あるユプシロンランナーによると、野辺山の真の厳しさは馬越峠に到着後ゴールまでの21km。ここからが野辺山の後半戦が始まるという。川上村までの標高差500mの急降下では両大腿部が悲鳴を上げる。強烈な西日にも悩まされる(今回はなかったが)そして90kmから続く長い登り。ゴール前ラスト3kmは平坦になるにも拘らずトップランナーでもゴールまで1時間近くを要する。
とにかく自分の場合、馬越峠から川上村までの急降下8kmをしっかり走れないと時間内ゴールが難しくなるのでとにかく必死。途中吐き気に襲われながらもなんとか17時に87km地点の最終関門の川上村に到着。しかし休んでいる暇はなくすぐにスタート。90kmの通過は17時30分。なんとか間に合いそうだが92kmまで登り切った後は急激に足が動かなくなりキロ8〜9分ペースで走る真似をするのが精一杯。それでも頑張り97km地点には18時30分。あと30分・・待てよ、今回はスタートが5分早かったので18時55分を過ぎてしまうと14時間を超えてしまうことになる。今回は14時間5分でも完走として認めらるが、デカフォレストゼッケンをつけている者としてはやはり14時間以内の完走にこだわりたい。ということでラスト3km必死にペースを上げるもキロ7分台が精一杯。ゴール手前では順番にゴールテープを上げるシーンを撮影しているものだからさすがに焦ったが、何とか13時間59分28秒で薄氷のゴール。最後はデカフォレストの意地を見せることができたかな。
終了後は、全身に一気に寒さが押し寄せ、たかねの湯に直行、冷え切った身体を温める。今回はレース中胃をやられたのか終了後、全く食欲もわかず、帰宅後はひとり反省会を兼ねた祝杯もできずに就寝。

コメント

無事13時間59分28秒薄氷のゴール

無事13時間59分28秒薄氷のゴール

累積標高は2100mほど。最後のピークの馬越峠を越えた後が最も厳しい

累積標高は2100mほど。最後のピークの馬越峠を越えた後が最も厳しい