RELAX, RELAX, RELAX!

今後の予定

自己ベスト

歯を食いしばりながらゴール

 30km走があまり出来なかった事、腰痛、コースの厳しさ等を考慮してPB更新は望めず、脚を保った状態で終始笑顔でゴールを目標とした。「非常識マラソンマネジメント」に載せてある4時間以上のペース表をコースの起伏に合わせて微調整し43kmを4時間13分(42.195kmを4時間11分)で走る計画とした。 

スタートゲートでヴァーチャルレーサー「れいさちゃん」も始動。ゲートを越えてからも渋滞気味で20秒くらい遅れるが、しだいに差を縮めた。身体も暖まって、しばらく良い感じで走っていてると8kmあたりで緊急車両を通すためランナーストップ!AutoPauseにしていたので、れいさちゃんも自動でストップ。7分くらい経過すると、また走り始めた。この間緊急車両のサイレンの様な音は結局一度も聞こえなかった。

 沿道の応援は素晴らしく、走路の両脇から懸命に声をかけてもらえた。11kmあたりからペースが速くなり、少しずつれいさちゃんより前に行き始めた。補給は、OS-1粉末・アミノダイレクト・ショッツを混合し、水で400ml位に薄めたものを

携帯ソフトボトルに入れておいて、給水所の少し手前で一口飲んでから(味は超マズイ><;)水を飲んでいた。粉の入った袋を破らなくて済むので便利だったが、補給液の減り方がひどく速く、半分も走らないうちに、なくなってしまった。どうやら、ボトルの栓が少し緩んでいて、中身がウエストバッグ内に漏れ出していたらしい。仕方がないのでそれ以降はエイドのバナナ等を補給した。

 25km最大の難所狐坂を上り終え、下りに変わる手前でウィグライプロ投入。30kmあたりから脚全体が痛くなってきた。鴨川河川敷の未舗装路では想定ペースが出せず、7分以上あった、れいさちゃんに対する「貯金」がみるみる減っていった。

 35kmで、混合せずに持っていたカフェイン入りショッツを取り出し、少しずつ食べながら走った。奈良の時の様に急に脚が動かなくなるということはなく、脚が痛いながらもなんとか㌔6分程度で走れた。ゴールも近く、沿道の応援も佳境に入っているが、笑顔で応える余裕はなく、歯を食いしばりながら少し手を振るくらいしか出来なかった。

 あと2km...痛かった脚が突然痺れたようになって固まってしまった。 歩幅も極端に狭くなり、㌔6分台は到底不可能となる。直角に曲がると右ハムが攣るのでしばらく立ち止らないといけなかった。42km...ここを右折すれば、あとは平安神宮の鳥居をくぐるだけ。曲がってからしばらく立ち止り、脚の攣りを納め、歯を食いしばりながらゴールへと向かった。

 ゴール後はJR丹波口駅近くのスーパー銭湯に移動。さっぱりして、新幹線の時間が迫るSAISさんと軽く乾杯した後、harudaruさん、はなさん、アラフォーさんと私の4名で「まそほ」で打ち上げ。アラフォーさんの「焼き奉行」のおかげで、絶妙の焼き具合の魚介をおいしく頂きました。前日の「牛タンフルコース」による前夜壮行会に始まり、当日の銭湯・打ち上げと全て準備して頂いたharudaruさん、本当にありがとう!

 レース自体は、最後まで笑顔でと言う目標は達成出来なかった。練習不足(特に長距離不足)が最大の要因と思う。タイムはほぼ目標通りであったが、ゴール前は歩くのに近い様な状態で、不満が残る。11km過ぎから10km程に渡って設定ペースより速く走ってしまった区間があったが、ここを想定通りにペースで走れていると、30km過ぎにもっと余力を残せていたであろうか?

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歯を食いしばりながらゴール

歯を食いしばりながらゴール