「TCXファイルの転送」が上手く行かず、ハリーさんにヘルプメール。910XTの場合はCXファイルではなく、FITファイルを転送する事を教えて頂き、無事転送できました。ハリーさん、ありがとうございました。

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RORYさん来阪に合わせて、travel-db北摂支部で「柳生石仏街道マラニック」に参加。メンバーは、RORYさん、早起きして駆けつけて下さった、ななみ父さん、ミカンさん、アラフォさん、WAKAさん、私の総勢6名。910XTの、長時間走行デビューともなった。

　9時にJR奈良駅前を出発、奈良マラソン時の常宿である「大仏館」傍を通り、トレイルへ...いやぁ、キツかった。出発前にルートを記した地図は受け取るものの、もとより地図が読めず、ましてや「現在地」も表示されていないため、私には無用の長物(^^;)皆に着いて行くしかない。

　要所要所に、スファルトには石灰で矢印がつけてあり、トレイルではルート脇の小枝に白っぽい布切れが結んであったり、路面に石灰で矢印が描いてあった。前日雨が結構降っていたので、雨に消されてマーキングは直前に描きなおしたに違いない。主催者側の労力に感謝！

　コースは年々微妙に変更されているらしく、マーキングがはっきりしない分岐点に来ると数人で集まって作戦会議...「こっちに行っても、結局合流する」だの「こっちは４月のコースやわ」だの、真剣だが和気藹々。マラニック最高(^^;)

13km過ぎ「円成寺」でカレーライス。昼食付きであることは知っていたが、地図の読めない私にとっては、意外に早い時間だった。それまでのランで暖まっていた身体がだんだん冷めてきて、汗で濡れてた手袋の中で右小指が悴んでしまい、ランを再開してからも、かなりの間治まらなかった。

　コースはトレイルとロードが交互に出てくるような感じになった。トレイルの登りは結構厳しく、歩く／走るの判断がなかなか難しかったが、ミカンさんの判断は、「なるほど！」って思わされることが数多くあり、参考になった。トレイル部分は前日までの雨でぬかるんでいて、VFF KSOでは走り難かった。まぁ、トレイル専用シューズでも、あまり事情は変わらなかったらしい。

「飛鳥、白鳳の約1400年前から造られた祈願街道です、佛教伝来

（５３８or552）年からの道を桜満開の中、歴史を考え自然を楽しんで下さい」と言う趣旨だが、仏像が彫れるような大きな自然岩が散在していた事自体が不思議だった。

　一番印象的だった「わらい仏」を過ぎてしばらく経つと、道端に「イか焼き」の車が！なかなか商売がうまいものだと感心していると、何と「無料」とのこと。主催者さんの企画なので、お代は頂いていませんとのことだった。サプライズ的なエイドに大満足（後でコースの説明を読むと、ちゃんと「岩船寺エイド」と書いてあった^^;)

イカ焼きを過ぎて、30kmあたりから、コースは下り基調となる。先頭のミカンさんに着いていっていたが、RORYさん、ミカンさんの二人のペースがどんどん上がっていった。RORYさんのザックに付けてあった鈴の音が聞こえていたが、やがて聞こえなくなり、姿も見えなくなってしまった。

　笠置町の町並みが見え始めると、ゴールは近いらしい。先にゴールしたらしい男性から「最後にキツイ登りがあります」と教えられた。ゴールの笠置寺までの登りは長くて、歩いてもキツカッタ。

　全員無事ゴール。笠置いこいの館で荷物を受け取り、温泉に入った後、打ち上げ。生ビールが最高においしかった。打ち上げの途中で、飲みすぎないように、「すぎょってませんか？」と何度が確認したが、答えは「すぎょってます」だった。

　シメは、ミカンさんと、大阪駅ノースゲートビル内「どうとんぼり神座」でラーメン＋餃子のセット。おいしかった。電車内でもすぎょることなく茨木駅到着。ミカンさんのアドバイス「自転車に乗ったらペダルを漕いで下さい」に従いながら、無事帰宅できた。