漸進!

今後の予定

自己ベスト

つくばを振り返る<後編②>

遅くなりましたが後編②です。

テーマ②ビルドアップとTTの違い

何度も紹介していますが、昨年のつくば前は「岩本式」の15kmビルドアップを毎週やりましたが、今年は10kmTTをポイント練習の軸にしました。

その理由は

①岩本式だとソツケンが19→18→16半となり、ラスト5kmはダニエルの表より20秒近く速く走らなければならない

②ビルドアップよりTTの方がスピードアップを図れそう

③10kmレースで年代別優勝を狙っていたので前半から突っ込み後半粘る練習がしたかった

その結果、5km(皇居1周)は昨年より20秒、10kmとハーフは1分以上自己ベストを更新出来ました。

特に10kmとハーフは前半突っ込んで後半粘る展開の中で、同じペースで走っていた集団をラスト1kmで突き放すことができ、昨年より力がついたと実感できました。

しかし、自分の異変に気付いたのはそのあとです。

フルに備えてビルドアップをしようと試みましたが、これがなかなか出来ません。

例えば、5kmを18分→18分では走れても、19分→18分で走ることが出来ない(汗)

本番二週間前の20kmTTでも、前半からスピードが上がらず、最初の5kmは19:50、ここから徐々に上げていこうと思いましたが、逆に20:39→20:45とビルドダウン(汗)

昨年のつくば前の最後のビルドアップは20→19→18で走れたのに。。。

TTばかりしていたせいか、最初のスピードに体がなれてしまったら、そこから一段階上げることが出来なくなってしまいました。

この時、ビルドアップは普段から練習していないと簡単には出来ないのだと痛感しました。

本番でも最初の5kmを想定より1分遅いネガティブスプリットで入りましたが、練習で岩本式を実践していないのに、こんなところだけ真似したところで結果は見えています。

フルマラソンのスタイルには突っ込み型やイーブンペース型もありますが、私にはネガティブスプリットの方が合っているような気がしますので、ポイント練習は15kmビルドアップの方が本番で力を出し切れるのかなぁと思いました。

あと、TTだけだと最大酸素摂取量は上げることが出来てもATペースまで上げることが出来ないと個人的には思えたので、30kmペース走をする時間が確保できない自分としては、その二つを効率よく上げられるビルドアップの方が、やはり今の生活スタイルにも合っていると思います。

19→18→16半というのは気が遠くなるような条件ですが、3月のフルに向けて、先ずは19→18を余力を残して走れるようになり、ラスト5kmはタイムに拘らずに5kmTTのつもりで全力で走る!というような事から始めてみたいと思います。

う~ん、さすが岩本さん。

おまけ

つくば前日、「ミラクルボディー」のパトリック・マカウのフォームを見てイメージトレーニングをしていた時の嫁私の会話

嫁 「この人誰?」

ミカ「パトリック・マカウ。マラソンの世界記録保持者だよ

嫁 「ふ~ん。世界記録保持者って言っても100m全力走れば私の方が速いでしょ?」

ミカ「・・・100m何秒で走れるの?」

嫁 「今はわからないけど、高校時代は7秒台で走れたよ」

ミカ「あの~、今の世界記録はまだ9秒台なんですけど(汗)」

嫁 「あっ、じゃあ50mだ!で、この人100m大体どのくらいで走ってるの?」

ミカ「1km3分弱だから17秒台でしょ。勝てる?」

嫁 「・・・無理ね」

嫁のおかげで緊張が解け、前日はリラックスして寝ることが出来ました(笑)

チャンチャン♪

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