明日やろうは馬鹿やろう

今後の予定

自己ベスト

UTMF誘導ボラ 大平山手前

UTMFにて、A6忍野からA7山中湖きらら間、太平山の手前の尾根G-05 120km地点にて、20時間ほどの誘導ボラ。事前に雨と気温が大幅に下がる予報から、思いつく限りの防寒対策していく。コースからちょっと離れたところにテントを張り、休憩や仮眠はそこで取る作戦。ヤマケイ関係者で構成されており、他のメンバーはお山遊びの達人な人たちばかりで、晴れ予報が雨のみならず霰そして横殴りの牡丹雪になっても、遭難することなく楽しいボラとなった。

結局、ここを通過できたのはトップからボリュームゾーン速い方の一部まで。速い選手たちは自分で危険を判断して対応できるだけの山岳力も併せ持っていたが、一番危ないと感じたのは、いわゆる「ちょっと速い人たち」のように見受けられた。雪なのに下は短パンとか。「こんなに雪降って中止じゃないの?」とかいう人もいたが、「いやいや、危険かどうかリタイアするかは自分の装備と力量分かっている自分で決めるんだよ」と言いたかった。実際、低体温になりかけてA6忍野エイドに戻る人もいた。が、反面、中止が決まってから、無理やりきららに向かう集団もいた。あと、1000人以上が通った後の荒れた泥のトレイルとか想像できない。。。自然へのダメージはいかほどか?

とにかくこんな過酷なコンディションの中、それぞれのゴールまでたどり着いた選手皆さんに賛辞をおくりたい。そのレースに至るまでの準備や思いなどその大変さは痛いほど分かるが、あれやこれやもあってそれを乗り越えての100マイルなんだなーと改めて思う。私の去年の完走は超ラッキーだったとも思える。

100マイルレースは単にITRAの点数だけではなく、山行経験やボラ経験なども、参加条件に加えるべきではとも思う。
「その装備であなたの命守れますか」by 村越真。
あ、100均のサバイバルシートは役に立たないので、念のためw

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