亀のようにコツコツと・・

今後の予定

自己ベスト

STY(2012UTMF)思い切り堪能しました

昨年開催予定が震災の影響で秋に延期。しかし、地元2県10市町村のコース調整がかなり難航し、再延期しましたが、沢山のスタッフ・ボランティアの方の努力のお陰で最高の大会となりました。そんな贅沢な舞台に参加できることを感謝しながら、思い切り堪能できました。「完走できればいいや」と気楽に望んで大会を思う存分楽しんだ感じです。ブログ書いている現在、後遺症は軽度の大腿四頭筋筋肉痛と靴ひも締めすぎによる左足甲の痛みぐらい。たしかに山岳コースはキツかったですがそれ以上に楽しかった!!FaceBookやメール等で激励メッセージ頂きありがとうございました。しっかりパワーとなりましたよ。この場を借りて御礼申し上げます。

☆ランナーズアップデート速報より

測定ポイント,スプリット,ラップ,通過時刻,通過順位

AS8,3:57:06,13:57:06,670

AS9,15:00:59,11:03:53,1:00:59,539

AS10,18:02:16,3:01:17,4:02:16,483

Finish,20:45:55,2:43:39,6:45:55,470

GARMIN 310XTは1回の記録最長時間が20時間という仕様らしいので、データを5/19の23:59で一旦リセットして2回に分けて計測しましたので軌跡は5/19と5/20のブログをご参照ください。(Finish後310XTユーザさんで20:35分台の方がいらしたので聞いたら連続して記録出来てました・・・。)

☆UTMFオフィシャルページより

カテゴリ:出走 完走 完走率

UTMF男子:777 562 72.3%

UTMF女子:75 49 65.3%

STY男子 :1011 841 83.2%

STY女子 :166 150 90.4%

合計   :2029 1602 79.0%

写真はこちら(5/15CountdownPartyから5/20UTMF閉会式まで)

掲載に問題がある方がいらっしゃいましたらご面倒ですがダイレクトメール戴ければ幸いです。当該写真を削除いたします。

<<<以下、備忘録を兼ねて長文失礼します>>

1.2012UTMF CountDown Party

5/15 ゴールドウィン東京本店で開催されたPartyに参加。お目当てのスコット・ジュレクさんが不参加(大会欠場?)だったのが残念

2.5/18 前日エントリー、UTMFStart

会社福利厚生宿泊補助を利用して余裕を持って前日エントリーする為に、車で河口湖大池公園へ。駐車場の隣の車で準備されている方のパックを観ると自作トレイルパックブランド「Inox」。お顔を拝見すると作者本人のInoxさんでした。僕も愛用している事や、彼は今回のUTMFの為に前日仕上がったパック参戦する事等、色々お話しさせていただきました。当日エントリーはかなり混雑してましたので、前日エントリーは空いていてお勧めです。参加賞はTシャツ、バフ、巾着袋の3点。会場を見渡すと良く見てるブログの方々が沢山いてまるで芸能人にでも逢っているような感覚。その中でも嬉しかったのはBornToRunのベアフット・テッド氏と2ショット写真撮って貰えた事。ルナサンダル履いてたけどそれで走るのかな?UTMFStart応援時にはtravel-dbイエローTシャツにサブローさんから戴いたオレンジアフロ被って応援。STYに参加する会社先輩としばし会場ブースを物色して、裾野IC近くのビジネスホテルへ。レストランで夕食をとってご当地ビールを飲んで部屋に戻り、パッキングしなきゃならないのにベッドに横たわったらそのまま気まぐれてしまった

。(その後、ちゃんと目覚めてパッキング無事終了)

3.5/19-20 STYStart,UTMF&STYFinish

ホテルの朝食バイキングは時間が間に合いそうもないので泣く泣く諦めて、前日買ったヨーグルト、バナナ、行動食で朝食を済ませて車でSTYスタート会場へ。あれ思ったより早く着いた。前日エントリー済ませてたし朝食バイキングいけたなと後悔。会場につくとガンセキオープンさんに声をかけていただきエール交換。他にtravel-dbメンバーがいないか回りをきょろきょろしてるとmaruさんらしき方がいらしたので、声をかけるとご本人でした。(残念ながらこーらさん、makobouさん夫妻は見つけられず)開会式の後、いよいよスタート。長い旅の始まり始まり。とはいっても「UTMFのたった半分じゃん」と洗脳してたので緊張感は全くなかった。

※W:給水ポイント、A:エイド

(1)Start富士山こどもの国->W1北山(0K->18K)

Start前何度もトイレいったのに早速2キロ地点のトイレへ♪~( ̄。 ̄) 旅は長い。ゆったりペースで行く。序盤はロード、途中から高圧電線鉄塔下のトレイル。靴ひもをきつく締めすぎたのか左足甲が少し痛い。

(2)W1北山->A8西富士中学校(18K->28K)

水分は十分(スタート時ハイドレ1.3l/2l&600mlボトル)だったので携帯カップで水を一杯。後方スタートだったのでところどころ渋滞に引っかかるがしょうがない。A8までは下り基調なので楽ちん。

(3)A8西富士中学校->A9本栖湖スポーツセンター(28K->56K)

A8では楽しみにしてた「富士宮やきそば」を食べる。地元ボランティアの手厚いおもてなしに感動。これからA9まではSTYの一番きついコースなのでハイドレ満タンにした。15分程休憩して出発しようとしたが、事前に2回試しで利用した時に発生したあの原因不明のハイドレ水漏れが再発。パックから荷物を全部とりだして、パック内の水をだして、タオルで拭いて、再度セッティングして「さぁ出発!」と思いきや、だめだ。また再発。ってのを3回ほど繰り返して、すっかりテンションダウンしてふてくされてしまった。「こんな状態でこれからのきついコースで水なくなったらやばいな」とリタイヤも頭をかすめた。しかし、ここでリタイヤじゃブログ的につまらんなぁというへんなプレッシャーがあって、気を取り直す事ができた。そうそう、事前に試して発生した問題(おそらく、ハイドレ本体とホースのコネクターロック部分を荷物でおしてホースが一瞬はずれてホース内の水がパック内にでちゃうと予想)を解決しないまま本番に望んだ自分が悪いのだ。自己責任である。だいぶハイドレの水容量が少なくなったがボトルと合わせて2l弱あるし、急遽、熊森山山頂で簡易給水所を設けて500mlペットボトル補給できる事になったので大丈夫。再度セッティングして水漏れないことを確認してA8到着してから50分弱後にようやくスタート。この区間が最難関と覚悟していたので、急登があってもあせらず淡々と登り下りを繰り返す。コース上の最高峰の毛無山(1945m)に無事到着し、あとは下りのみで楽できるなと思ったら大間違いだった。雨ケ岳(1771m)->端足(はした)峠(1272m)と下ってもう大きな登りはないと思ってたら竜ヶ岳(1485m)の登りがあったのには参った。下調べでちゃんと把握してないときつく感じる。さぁこれからは下りのみだか、このくだりがかなりの曲者でした。つるつる滑りまくりの道で僕のペースあたりだと渋滞で1キロ45分かかってる箇所もありました。ここまでおNEWのSKINSロングタイツを汚したくない一心で慎重に下って転んでなかったのに、ここに来て4,5回滑ったかなぁ。

(4)A9本栖湖スポーツセンター->W2鳴沢氷穴(56K->68K)

A9でのお楽しみ「鹿カレー」と「わっぱめし」、「なめこ汁」をいただく。暖かい食べ物が嬉しい!カレーが美味しくておかわりしちゃいました。他にバナナ、パン等を食べてゆったり1時間休憩。W2鳴沢氷穴までの13Kmは東海道自然歩道と車道。

この大会を知らないドライバーが夜中に青木ヶ原樹海の車道(富士パノラマライン)をヘッドライトつけた人間が歩いているのを観てどう思ったで事でしょう。このあたりでFinish時間を予想しはじめます。頑張れば20時間きれるかもしれないと思い、W2までは走ってみてまた考えようと走り始めましたが、一向にW2は観えないのと、GARMIN記録を2分割したので今何キロ地点なのか計算する思考能力がなくなっており、途中で挫折。

(5)W2鳴沢氷穴->Finish河口湖大池公園(68K/82K)

このころから明るくなりヘッドライトが不要になった。W2で小休止しながらFinish時間を計算すると走っても20時間切りは無理そうなので、歩くことにした。明るくなると元気が復活する。東海道自然歩道はとても気持ちの良いコース。Finishまで残り4キロ地点から河口湖湖畔コースとなりだんだんとテンションが上がってくる。残り1キロを切ったあたりから沿道の応援の方が多くなり、ここだけ走る♪~( ̄。 ̄) 。この時間帯だとゴールする人も間隔がまばらで、皆、僕にたいして応援してくれている!「お帰りなさーい!」「あと少しだ。がんばれぇ!」「ファイト~」熱いものがこみ上げてちょぴり泣きながら走った。長い旅のような短かったような・・・このゴールの瞬間がたまらない。ゴール後もガンセキオープンさんが僕を見つけて声をかけてくださりお互いの完走の喜びを分かち合いました。

4.Finish後

車と停めてあるSTYスタート地点までの送迎バス出発が16:30まで時間がたっぷりあったので、まずは銭湯へ。参加者特典で500円。休憩所で仮眠した後、UTMFゴール応援。皆さん達成感に満ち溢れた良い顔してゴールしてました。制限時間1分前にゴールした2人のうちの一人は何やら片手にビニール袋を手に持って走ってきました。コース上のごみを拾いながら走ってきたのだそうです。素晴らしい!その後、制限時間1分遅れでしたが諦めずゴールした方はゴール後その場でへたり込み自力で立ち上がれなくなってました。まさに完全燃焼!UTMFなんて無理!っと思ってたけど、この感動シーンを観てると「来年は・・・」と無謀な気持ちが湧いてきました♪~( ̄。 ̄)

5.所感

(1)行動食について

ジェル系は「SQUEEZY EnergySuperGEL500mlボトル」と「PowerBarGEL41g」14個持参したが、使用したのは500mlボトルの200mlと「PowerBarGEL41g」1個。明らかに持ちすぎだった。ハセツネと違って途中のエイドで補給できる。また、ジェルだけだと胃がもたれるので定期的に固形物を摂ったほうがよいらしく、PowerBarグミを1時間に1個摂った。僕はジェルが苦手なので今回、個人的に工夫して良かった行動食紹介しておきます。あくまでも僕には合っただけで他の方に適合するかはわかりません。

①自作トレイルミックス

スーパーで売ってるValuePriceブランドのミックスナッツとレーズン、それとM&Mマーブルチョコを混ぜたもの。

②S&B 梅肉チューブ

塩分摂取という目的以外に舐めて美味い!

③ジャッキーカルパス(ドライソーセージ)

普段食べないけど、小分けにされている物で、高カロリー、味もしょっぱくて旨い!

(2)大会運営について

おそらく、実行委員長鏑木さんはもっと良いコースを考えてたんでしょうけど、許可下りなかったんでしょう。でも運営の不具合はなく、第1回とは思えない程の良い大会だと感じました。回を重ねるたびに少しずつ改良されていけばいいなと思います。

(3)装備について

今回、極力脚を温存する事を意識したのがよかったのか、攣る事はなかった。足にはNewHALEXテープ2重巻き、膝にはVテープ(僕はCONTEXテープをロールで買って、Xテープ、Vテープを偽造してます。経済的なんですわ♪~( ̄。 ̄) )。トレランシューズのソールをSuperFeetブルーに変更。(10年以上前の物ですが問題なく使えます)規定では膝の隠れるタイツか長ズボンとの事でしたが、その装備をもっていればよく、走行中はハーフタイツでもOKのようでした。トレイルパックはやはり定番のグレゴリーとSAKOMONが圧倒的に多かったです。(僕のINOV8 ELITE25は見かけたのは2名。)シューズはMontrail、SALOMON、NORTHFACE、スポルティバが多かったです。ビブラムも3,4人見かけました。

コメント