年寄りくさい走り方
今朝は海岸堤防コース
堤防を走っていたら前方にお年寄り(そう見えた)が走っていた。
走る格好が僕に似ていて、若い人の様に躍動感がある走り方でそうおもったのだが、近づくにつれそれが一三君だとわかった。
「おはよう!後ろ方見たら一三君だと思わなかった。なんか走り方が僕並になってお年寄りの走り方だったぞ」と僕が言ったら
「買ったヘッドライトをつけて夜間山コースを走って今朝は疲れてゆっくり走るつもり」と一三君
「二日前に走った新堤防コースで新舞子橋まで走るけどどうする?
」と聞くと付き合うというので二人で2mの距離を保っておしゃべりラン。
しかし彼の通勤時間が近づいてきたので折り返してから、
「少しスピードアップする?」ということで、予定していなかったBU。彼のスピードに乗った躍動感のある走りは僕とは全然違っていた。
年寄り臭いなんて言った罰ゲーム走になってしまった。
今回のおしゃべりランは
東日本震災後、世の中は絆という言葉で人が団結し人との距離が近くなった。その後付き合っていた男女が家庭を持ったという話を当時は、よく聞いた。
しかし、今回の新型コロナウィルスでは、人と接触するな距離を保てと
真逆な世の中になっている。
放射能汚染についても当時福島県の一部に避難指示がでて家族はバラバラ、小中学生は各地に転校していき、中にはそこで放射能汚染を理由にいじめにあったという事実もあった。(給付金や賠償金の問題もあったようだが、僕の所は避難指示が出た所から32キロくらい離れているので、賠償金は皆無です。津波による大規模半壊で赤十字から見舞金は貰いましたが、被害額からいったら100分の1くらい)
今回のコロナによる東京脱出でも同じようなことが起きない様に、
偏見を持ってはいけない。見えない敵は同じ、人が敵ではない。
ストレスからPTSDが増えたり人間関係がギクシャクしてる。
2011年3月11日あの震災で失ったものは大きい、でもその後の
絆に現れた人間のやさしさと強さを僕は信じたい。