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自己ベスト

念願のサブフォー達成!第22回かすみがうらマラソン

靴: KSO 

 今度こそ悲願のサブフォー達成を遂げようと、前日は生ビール一杯だけで、後はひたすらノンアルコールビール。ななみ父さんに、会場すぐ近くのホテルを取って頂いていたので、余裕をもって会場入りも出来た。前日の雨は止んでいたものの、朝8時過ぎに陣地に行った頃はかなり寒く、暑くなる事ばかりを想定して、手袋やウインドブレーカを持ってきていなかったことを反省した。

 スタート時刻の10時が近づくと陽射しもあり、暖かくなった。スタートはDブロック。なかなか進まず歩く様なスピードで、ゲートを通過し、れいさちゃんを作動させた。その後も渋滞気味で思うように走れず、5:18/kmのれいさちゃんから30秒くらい遅れた。

 れいさちゃんとの差を少しずつ縮めながら走っていると、遥か先方に一瞬travel-dbシャツが見えたような気がした。5km手前で追いつくとアミーゴさんだった。「低血糖の様な状態」と言うことで、少ししんどそうだった。

5kmで、れいちゃんとの差がようやくゼロになったかなと思う間もなく、最初の給水。ウエストポーチに入れたBCAA+OS-1+ショッツの濃厚混合液を一口飲んで、ポーチに納めて、給水コップを取って..等とやっていると10秒以上遅れた。

 8km付近でtakanoさん奥様・奥様の御両親の暖かい応援あり、感激!10km過ぎには、なんとRORYさん!元気を頂いて進んでいると、再び前方にtravel-dbシャツ発見。近づいてみると、kenさんだった。全体は㌔5分くらいで流れていて「ちょっとペースが速いんです」とのことだった。設定ペースの5:06より少し速めだったが、そのまま流れに乗って進んだでいると、15kmでtravel-dbシャツ、黄色アフロ、兄貴マフラー。幻かと思ったが、本当にハイバリーさんだった。思わず「神出鬼没」と叫んだ。

 20km到達。ここからが今回の勝負どころだ。30kmまで㌔5分で走れるかどうかに、目標達成可否がかかっている。れいさちゃんの画面に表示される残り距離が減っていくのを励みにしたが、なかなか減らない。頭がボーとした感じになり、回りの集団も同じようなペースで走っているので、まるで自分が静止しているように錯覚し、なんとも奇妙な感覚だった。そんな状態だったためか、25km、ウイグライプロを摂ろうかどうしようか迷っているうちに給水を取り損ねた。濃厚液だけ飲むとかえって脱水になるかな?等と思っていると途中で私設エイドの給水があり、救われた。れいさちゃんに遅れない様に頑張れていたが、28kmくらいから少し遅れた。

 30km、またまたビックリ!再びハイバリーさん!!奥様・お嬢様も一緒だった。前方にななみ父さん、との・さんが居ることも教えて頂いた。ハイバリーさん効果で、どうやら30kmの壁は吹っ飛んでしまった様で、急激に脚が重くなることはなく、れいさちゃんから少しずつ遅れながらも35kmを目指すことにした。前方にとの・さん発見!思わず「大丈夫ですか?」と尋ねる。お腹の具合が悪いそうで、顔色が良くなかった。

 「トラベルDB~」の掛け声で気が付くと、SAISさんだった。私が珍しくサングラスをかけていたから、顔が判らなかったらしい。振り返りながら「スギで~す」と応えた。吹田カメの子会のIさん発見。「このまま行けば40分台」と励まして頂いた。しばらくして、ななみ父さん発見。

 なんとか35km到達。れいさちゃんにはだいぶ負けていたが、この先れいさちゃんのペースもゆっくりになるので、一安心だ。右の踵が痛いので足前部着地を意識してみたり、脚はそれなりに辛かったが、急に動かなくなるようなことはなかった。

 大きく左に折れて国道に入る地点(38km付近)ではTeganumanさんが応援していくれた。この頃になると、れいさちゃんより1分以上先行していた。41kmあたりで、少しまえからピクピク不穏な動きをしていた右脹脛がついに攣った。しばらく立ち止って、ゆっくり歩き始め、ゆっくりなら走れるようになった。残り1kmくらいで、RORYさん、わしさんの応援あり、しばらく併走して頂けた。RORYさんからは「残り1km無い。40分台が狙える。あと6分あるから!」との声援も。

 道路が少し上って右に曲がったところで、左太腿・脹脛が同時に痙攣した。痙攣が強く、全く動けなくなった。その場でじっとしているとおさまり、巣少し歩くと痙攣する事を数回繰り返していると、またゆっくりなら走れるようになった。

 ようやく競技場。残り100mが長かった。ゴール前の公式時計を見落としたが、ガーミンの計測では3時間46分と、目標達成できた。チップを外してもらった後、じわっと眼がうるんで来た。フル4回目で、レース後初めての涙だった。

 travel-dbの陣地で皆と合流。体調が良さそうでなかったアミーゴさん、との・さんも無事完走。「打ち上げ」では、筋肉が壊れているから、鉄分が良い等と訳のわからない事を言いながら赤ワインをたくさんたくさん頂いた。帰りの新幹線は、ななみ父さんと隣同士。万が一途中で寝てしまっても九州まで行かないように新大阪駅停まりを選んでいたが、ふと気が付くと隣は若い女性に変わっていて、その次に気が付くと新大阪駅に着いていた。

コメント

今回のペース表。ポーチに入れていたが、結局レース中は一度も見なかった。

今回のペース表。ポーチに入れていたが、結局レース中は一度も見なかった。

念願のサブフォー達成!第22回かすみがうらマラソン

35km以降、設定ペースより少し速く走れていた。

35km以降、設定ペースより少し速く走れていた。