東京マラソン大失速(笑)
ここ3ヶ月、家族の方でいろいろとあり、あわせて3ヶ月前からの胸痛(精神的にではなく、本当に痛い。病院でレントゲン&心電図等の検査をしましたが原因不明→問題なし?。しかし痛みは継続中)が原因で12月から月間100kmほどしか走れてませんでした。
そんな中、表現が難しいのですが、いろいろな思いを持ったまま東京マラソンを走れる喜びも感じつつ当日を迎える事となりました。
最大の市民マラソン、気持ちの高ぶりを抑えられずに4時に起床。
ゆーっくりと準備をして、6時にワシントンホテル入り。
ブログもここのところずーっと更新していなかったため、なんだか皆さんと久しぶりに会った妙な感じ(実際、久しぶりに会ったんですけど・・・)
レースとしては、去年から言っていたように、「つくば」でサブ3を達成した事もあり「東京はタイムを気にせず仮装して楽しむぞ!」と決めていたのですが・・・
やはり、スタートラインに着くとともに(本当はもっと前から?)「どうせだったら行っちゃうか?」と頭の中で悪魔が囁きます。
結果、スタートともにかなりのハイペースで突っ込む事に(笑)
ラップ表を見てもわかる様にガーミンの誤差もあるのでしょうが、まさかの3分台連発。
狙いのレースと比べても「突っ込みすぎだ」と頭ではわかっていたし、練習不足なのを忘れたのかと自分に訴えたものの、合唱団を組んだ「悪魔ちゃん」が「行っちゃえ行っちゃえ」の大合唱!!
押せ押せの展開での序盤戦。
7キロ過ぎにふくらはぎに違和感を感じ、徐々にペースを落とし10キロからは本来のサブ3ペース、それでも3分ほどの貯金が出来ていました。
この時点では
このまま行って、辛くなったら4分半くらいにペース落とせばいいやと思っていたのですが、それが甘かった!!!!(この時は「心肺的な辛さ」と「足が重くなる」くらいしか予想してなかったので・・・)
そこからは沿道やボランティアの方達からの声援やハイタッチで気分をもりあげ。
各所のtravel応援隊からのパワー注入で最高潮!
ハイバリー家族の応援も今年は3ヶ所、会社の同僚からも2ヶ所で受け。
「調子のり」のハイバリーはますます調子に乗ります。
たくさんの人たちとハイタッチ!。
キャーキャーと盛り上がってくれた女子中学生達の前では立ち止まっての記念撮影。
ここまでは東京マラソンを存分に楽しんでおりました・・・
しかし、きました25km過ぎ。
初めての走りながらの「攣る」感覚。
ほんのちょっとペースを落としたところ、治まったので再度ペースアップし30kmへ・・・
この頃だったか、前方から黄色いTシャツが近づいてくる。
「なにやってんですか、サブ3目指しますよ」と「ミカエルさん」だけを無理やりペースランナーに付いて行かせる(のちのミカエル氏完全失速の原因はここにあったか)
私の方は30km過ぎ、ふくらはぎ完全に攣りました。
岩本氏の本で「攣っても立ち止まるな」の教えに従いとりあえず走りながら痛みが消えるのを待ち、走り続けたのですが・・・
一度そうなった足はちょっとペースを上げようと思うと、「ビクッビクッビクッ」と見事に反応してくれます。
ここからはペースを落として走ると言うか、ほぼ「早歩き状態」。
最終的には6分台まで落ち込む事に(泣)
もうこの時点なると皆の声援にこたえられないのが悔しかった~。
(ちなみに会社でランナーズアップデートを見ていた「さくら氏」は「ハイジったな」と笑ってたみたいです)
↑わかる人だけわかってください。
その頃わたしは、先日亡くなった数年間、寝たきりだった義母に「東京の街中を走らせてやろう」と言う思いで、身につけていた形見のネックレスに、何度も手を当て「ぜって~歩かないぞ」と語りかけるしかない、ギリギリの状態。
それでもラスト5kmのカウントダウンは少しずつではあるものの進んで行き、ビックサイトが見えてきたところでrangakuさん、ralfさん、porukoさんにさら~っと抜かされ、私はやっとの思いでゴールへ。
レース後半は腕に巻いたラップ表に書き込んだ皆がいてくれた応援ポイントに近づくのだけが楽しみになってましたよ。
ホントにホントにありがと~。
しかしながら、翌日ここまでダメージの残ったレースは今まで無かったです(初フルより酷いです)
会社では川内君が余計な事するから、失速したのに坊主にしないんだ~なんて言われる始末。
それでは最後に今回学んだ事・・・
・日々のトレーニングの重要性
・調子に乗ると痛い目を見る
・仲間の応援の大切さ
以上!(全部当たり前のこと!)
本日の読売新聞朝刊の見開きページに
アフロ兄弟こと「サブロー&ハイバリー」が載ってます、探してみてね。
日テレのサイトで全員のゴールシーンが観れますが「ミカさん」痛々しすぎる。
なかなかゴールに近づいて来ない(涙)。