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「突っ込む」勇気と「抑える」勇気

RORYさんのブログでちょこっと書いたので気になって深く考えてみました。

私、基本的には完全な「前突っ込み」型のランナーです。

前半に行けるとこまで行って「貯金」をつくり後半それを吐き出しながらのゴール・・、いつもこれ。

去年の北海道マラソンに出るトロさんには「前半から行っちゃえ行っちゃえ」って言ってたぐらいですから・・・

それでもそこそこの記録も出ていたし、最後ボロボロになり「出し切った感」も得られるのでこれに満足をしておりました。

ただ、たまーに冷静にプラン通り前半抑えめに入って後半上げると言うレースをする事もあります。

どうしても「失敗したくないレース」あるいは、今日はダメだろう「あきらめ半分で遅めに入ったレース」がそれ。

結果を比べると後者の方が良いタイムが出てるんですよね~。

しかし、私の抑えるという表現は岩本氏の抑え方とちょっと違います。

サブ3の場合1キロを4:15くらいで走る事になりますが、岩本氏のペース配分ですと入りの5km4:30以上となってますが、私はそこまで落としません。

その日、スタート直後に感じる「このペースならゴールまで行けちゃうんじゃない」と錯覚したタイムから10~15秒落とすイメージです。

なので、レーススタートして調子がよく3:50/kmで行けちゃうなら、行かずに4:05/km位に抑えるということです。

同じように4:00/kmならば4:10~15/くらいに抑えると・・・、無理に4:15/km以下にする必要はないと思います。

スタート直後はついていけるランナーに抜かれる&置いていかれ悔しい気分になります。

長い間トレーニングをしたわけですし「後半もしビルドアップできなかったら・・・」とか「後半落ちてくるのに前半で貯金作らなくて大丈夫なのか」とかなり精神的に不安になりますが、上の作戦がはまればラスト5kmでスパートをかける余裕が必ず残ってるはずです。(スパートといってもタイムはあがらず、キープするだけになる可能性もありますが・・・)

足を使い切ったランナーと残ってるランナーでは1kmで20秒以上の差がつくはずです。

そう考えると、フルの目標タイムが3時間だとすると4:15/kmなので、ハーフは3:55/km位(’トータル1時間22分)で走りきれるようにしておくとかなり余裕のレースが・・・。

ハーフ4:05(トータル1時間25分)で走ることができ、しっかりと抑えめにはいることができればこちらでも切る事は可能かと思います。

まあこの考察はあくまで男性ランナー向けです。

さあ貴方は「突っ込む」勇気と「抑える」勇気どっちを試す?

フルマラソンだと次の機会がだいぶ先になるので気軽に試せないのが辛いところです。

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