洞爺湖マラソン2010でフルマラソン走ってきました。

天気はほぼ快晴。今春は寒かったせいで桜の開花が遅れ洞爺では今が満開でした。遠景に残雪をいだく羊蹄山を望み、近景には桜、と申し分のないシチュエーションで出走前の気分は最高でした。

今回は初めて陸連の登録選手として出場したために、スタート直後から周りのランナーにつられてオーバーペースとなってしまいました。もちろん気づいてはいたのですが、体内から湧き出るアドレナリンに突き動かされて、行けるとこまで行ってみようという前向きな（無謀な？）気持ちになってしまったのです。結果はご覧のとおりで、20ｋｍ過ぎから両側の大腿部に違和感が出現してからペースが徐々に落ち、25ｋｍ過ぎからは筋肉が痙攣を起こして時々歩くようになってしまいました。30ｋｍ過ぎからは痙攣がひどくなり歩いては走り歩いては走りの繰り返しでした。結果は公式タイムではありませんが、4時間28分38秒というサブ4は夢のまた夢というタイムでした。

今回の経験で勉強になったのは、

１． 前半のオーバーペースは絶対禁物。頭では十分わかっていたのですが、ついついやってしまいました。

２． スタートから20ｋｍくらいまでは10ｋｍで500ｍｌのペースで持参のスポーツドリンクを飲んでいたのですが、胃から腸にスムーズに流れなくて胃の膨満感がずっとありました。20ｋｍ過ぎでは、ぬるくて甘いスポーツドリンクはあまり飲む気がせず飲まないでいたのですが、25ｋｍと30ｋｍ地点での給水所で冷たい水を飲むと非常においしくて、まさに「五臓六腑にしみ渡る」感じでした。やはり冷たくて低浸透圧の飲料を飲むのが一番だと感じました。（もちろん飲みすぎると低ナトリウム血症になってしまいますが・・）

次の目標レースは北海道マラソンです。