(非公認)第5回いわきサンシャインマラソン(非公式1位でゴール
雪のため1週間延期され本日第5回いわきサンシャインマラソンが開催された、日本の復興は福島からそしていわきから復興に向かう元気なランナーから、と大会会長からの挨拶も上の空で、やっと走れる、昨日の雨もはんぱねぇーし、日曜日も開催が危ぶまれていたが、昨日の雨でコースの雪もとけて春を思わせる絶好のマラソン日和、いつもの大会より2時間早く午前7時お尻からの空砲の合図でスタート、今日もサブ4狙い、いやいや足首を痛めてるから今日は無理せずサブ5で…
コースもアバウトで行き当たりばったり、風がやや強くなってきて気持ちが滅入ってきたが、帰りは追い風にと気持ちを切り替える。ここらへんのところがランナーとして成長したところかな、などと考えていると上空に大きな白い鳥が、あっそうだ!夏井川の白鳥を見に行こう遠回りしていけば距離も大体42Kくらいになるだろう、一路夏井川を目指す。さてさてと大河(この小さな2級河川が我が母校の校歌ではなぜか大河なんだよね)を見てみると白鳥の姿はまるっきしみえない。
もう北へ帰っていったのかなと田んぼ道を走ってると桜田淳子の歌が聴こえてくる「くっくく、くっく♪」それは桜田淳子の歌じゃなく白鳥が走る僕に声援をしている鳴き声だ、「白鳥さん楽勝だぜ、まだここは25K地点だぜ、俺の体力はまだまだ持つぜ、ワイルドだろー」
白鳥の声援を受け母校の前を通過する頃には風が一段と強さを増す。いつになったら追い風になるん?30Kを過ぎるとお腹がくーー、くーーと鳴り出した。朝飯は味噌汁だけ、腹減った!350mlのペットボトルも残り5分の1くらい、エイドがない!なんという大会に参加してしまったんだろう、いちごは、バナナは、トマトは、公認大会ならエイドに沢山あるのに、35K過ぎこれが噂の壁か、足が上がらなくなってきた、歩くような姿で走ってると、ピンクのポニーさんが抜いて行った。
そうだ追いかけなくちゃ、気持ちはあるけど走れない10分もしないうちにそのピンクのポニーが戻ってきた。声をかけたくても疲れきっていて言葉がでない、可愛い子だったのにな、残念に思ってるとまたまたそのポニーが後ろから颯爽と追い抜いていく・・抜かれた瞬間走る気力もなくなり歩いてしまった。42Kまではあと6Kあるし我が家まではあと4K…頭も疲れてきて計算もできなくなってるし、とにかく腹減った!なんとか歩き通してあと500mくらいのところでまたまたまた、ピンクで可愛くってとても速いそのポニー嬢が前から走ってくる。残りの体力を全部使って話しかけてみた。「君可愛いね素敵だよ」なーーんて心では思ったけど、「何キロ走るの?」と僕「今日はそよ風が気持ち良いので10Kです。」と彼女、なに!風の馬鹿野郎!僕には向かい風でそれも強風警報が発令されるくらいなのに、彼女にはそよかぜ…
もうだめ2.195Kカットの40Kでゴール、1着でゴールしたけど、考えてみたらビリか、
帰ってきたら仕事が3つも入ってた。