昨日朝、東京マラソンでの脚の痛みもなくなり走る気満々で起きてくるも雨が強く降っていて休足

走らなかった事で寒いのか何故か寒気がしていて、それでも妻は窓を全開、（実際に言ったら二言三言きつい言葉が返って来るので）「暖房するから窓閉めて」と心で話しかける。幸いその言葉は伝わったみたいだけど、寒気は治まらない。

朝食をしていたら電話が鳴り、「父が亡くなって…」と息子さんから訃報の知らせ。

私が一歳の頃から我が家で働いてくれた人、彼が定年で辞める時まで二人でよく仕事をした。仕事を教えて貰った。人生の生き方もさえも教えて貰った。ある意味父のような存在の人その彼が亡くなったとの突然の知らせが来た。

1月に入院し2月末に退院して我が家（震災で家を失くしていたので

我が家の母屋の方に住んでいてもらった）に帰ってきた時には、

涙もあったけど笑いながら快方を喜んでいたのに…

私が母の事を心配しないでマラソン大会に出掛けられるのも彼のおかげ、僕が大会から帰ってくるまで母の話し相手になっていてくれたから、あと1週間彼の死が早かったら、とても東京マラソンには出かけられなかった。彼はいつも心づかいのある人だったので、僕が東京を走り終えるまで待っていてくれたのかもしれない。

昨日その連絡を受けて母親と朝食をしていたら、突然母が

「いや～～びっくりした！怖かった！」あっ！また地震の話だなと僕は思ったが、震災以降母はよく地震の夢をみるみたいで、毎朝夢でみた地震の話をする。でも昨日は、

「たかっしゃんが死んだ夢を見た。」と話し出した。

僕も5分前に知らせを聞いたばっかりなのに、母にはショックを与えると思って話さないでおこうと思ってるのに、

「な～～に縁起でもない事を」と話をそらしたが、

昨日はそんな訳で一日落ち込んでいた。人には必ず別れがある。

僕は、初恋の人、大親友、マラソンを走るきっかけになった先輩と

その都度悲しい思いをしてきた。

長生きすればするほどその悲しみを受けそして乗り越えて行かないと

いけない。

人生は出会いとそして別れがある。だからこそ今の出会いを大切にしたい。そして今を精一杯生きてゆきたい。

昨日一日降っていた涙雨も今朝はあがり晴れていた。

たかっしゃん～今までありがとう～安らかに眠ってね