雨に唄えば
小雨が降っているけど、5時には雨が上がるとの天気予報を信じ走りにでかける。
昨晩の暑さから一転今朝は北風で肌寒いしそして小雨が…
五右衛門の所までは、雨も風も気にならなかった。それが追い風の影響だったと知ったのは、折り返し堤防コースを何往復か走ってから、
北に向って走ってる時は、風(風速5~6m)と雨を感じ、
逆に折り返し南に向かって走るときは、追い風は感じないけど、
雨風も殆ど感じない。
北に向かって走ってる時、辛そうな顔で走ってる自分に気付く。
遺憾、遺憾!
辛い時こそ笑顔だ!と作り笑いをしながらウォークマンから流れる曲に合わせて歌を唄う。
不思議なもので作り笑いをしている時には、辛さを感じない。
どうやったら、魅力的な笑顔が作れるか?(所詮無理)
誰かに見られたら、にやけた変な爺様、変質者に思われるかもしれないけど、幸いなことに雨の早朝周囲には誰もいない。
そんなことを考えていて辛さを忘れている。
そして今度は折り返し南に向かって走る。
快調足がスムーズに前に出る。何処までも走っていけそうな感じ、
そしてまた北に向かい、同じことの繰り返し、笑顔、笑顔
北へ南へと折り返し何度か走ってる時、
昔学生時代に習った言葉を思い出した。
「禍福は糾える縄の如し」と言われるが、
禍があった時、辛い時こそ笑えるそんな人間でありたい。