深夜映画
深夜1時目が覚めテレビで映画を観る。
色っぽい映画タイトルだったので、つい観てしまったが、
内容は期待していた色っぽいものでなく、色々と考えさせられるものだった。
人には色々な依存症がある。薬物、アルコール、ギャンブル、(因みに深夜観た洋画のタイトルは、『私の恋人はセックス依存症』だった。
自分が依存症と認識できる人は良いけど、
そうでない人もいる。以前「あなたもランニング中毒?」という、
テストがあり、質問に〇×で答え、心当たりがあれば〇をつけ、〇が何個以上ある人は、その可能性が高いというものだったが、
僕もそうだったけど、僕の回りの多くのラン友もその可能性が高いという人が多かった。
僕は以前ある依存症のミーティングに参加したことがあるが、
アルコール依存の事を『アルコール中毒』と言って、注意を受けた経験がある。
依存症が病気だと思ってない人もいるだろうけど、
依存症は、その人の心の問題、意志が弱いだけだと思ってる人も数多くいるし、以前の僕もそう思っていた。
しかし、依存症は病気の一つなのだ。
ただ違うのは、普通の病気は「気の毒に…」とか「可哀そうに…」とか、多くは同情されるが、依存症の場合、同情はされないし、意志の弱い人、心の弱い人と軽蔑されることもある。
昔は依存症に対する治療法が確立されてなく、世間から隔離されていたが、今は同じ悩みを抱えた依存者が集まりミーティングをする。
映画を観ている時に何年か前の自分を重ね合わせ色々と考えていた。
結局考えすぎて映画を観た後で、まさかの2度寝、起きた時には5時を回っていて、時間もなくちょこちょこっと海岸を走る。
何か楽しい事がありそうな今日明日、明日は、久しぶりにレースのない日曜日。