別目線の「かすみがうら」
行ってきました、かすみがうら
当初の目標は3:15切りでしたが、それが不可能となり、ぎりぎりまで行くかどうか悩んでました
結局、目的を以下のように設定できたことが背中を押すことになりました
①JOGで今の脚の状態をチェック
②だめならすぐに棄権、東京で応援してくれた皆さんの応援に回る
③そして、生川内君を見る
僕のブロックはB
東京と違って、登録選手でもタイム順にA~Cまで区切ってあるところが良いですね。来年は東京もそうなるかな?
Bの最後尾からスタート
2km過ぎの坂を上がるまでは渋滞していました
大規模マラソンで片側1車線のスタートはこんな状態なんですね(東京は3-4車線)
3kmからは周りのペースに引っ張られないよう、キロ5で行くけど、やはり、違和感が
なので、5kmの時点で、完走は諦めました・・・
心は既に「生川内」
どこで棄権しようかなあ、っときょろきょろしてると
7kmあたりで右に折れる道がある
係員に「リタイアしたいんだけど、ここ曲がれば、競技場に帰れますか?」
って聞いたけど、理解できないよね。
もう少し進むことにする
どうせ、あと数kmなので、少しペースを上げてみた
と、後ろから気まぐれさんに声をかけられる
ああ、いいペースで上がってきたんだな、と思ったら、さっき僕が抜いたらしい。トラベルイエローを着てないので気づかずゴメンネ
10キロ過ぎで、交差点を左折するようだ
土浦は右なので、ここでおしまい
係員に、「競技場までJOGするので距離を教えて」、って聞いたのに、親切にも車を呼んでくれちゃったので、お迎えまで沿道で仲間の応援
みんな、ビックリしたり、あ、やっぱり止めたんだ、みたいな表情で進んでいった
お迎えのバンに乗り、ゴール方面に向かうのでこのまま連れてってくれるのかと思いきや、収容バスの待機場所で下ろされる
(地図で見ると、ゴルフ場の南西あたり)
バスに乗ると、運転手さんが「いっぱいになったら発車」というので、こんなところで待たされたら、川内どころか、皆の応援も出来ないじゃん、つーことで、あわてて下車、さっきのバンをぎりぎりで捕まえて、「仕事の迷惑にならないところまで連れてって」とお願い、結局、38km地点で下ろして貰った
ちょうど車椅子のトップ選手がものすごい勢いで通過
じゃあ、ここでみんなの応援をしようかな、って思い、地元のおばちゃんらとしゃべってても、誰も来ない
そう、車椅子選手って少ないのです。川内くんもあと1時間近くかかるし、寒くなってきたので、やっぱりゴールシーンを見ようと走り始める
さっきまで10マイルレースがあったコースなので、カメラマンも写真とってくれるし、沿道にはまばらに人がいて、声援を送ってくれちゃうので、いちいち「いやあ、すみません。リタイアしたんです」って説明しながら進む
ここで、10マイルを終えたTeganuMANさんと遭遇
さっき僕がいた38kmポイントに向かうと
そういえば、東京でも絶妙なポイントで応援してくれたなあ
最後の給水所は、嵐の前の静けさ
高校生たちが支給されたお弁当を食べていた
恥ずかしかったので、すでにゼッケンは外していたけど、10マイルの最後尾に追いついていたので、ビミョーに声援を受けてしまう
あと1kmを切ると、声援がどんどん大きくなるので、もう言い訳するのはやめて、手をあげながら進む。心境は複雑
競技場に入るところにDJがいて、ライブ実況をやっていた
とぼとぼ歩く10マイルランナーの中に一人、いいペースにまともなランニングフォームで走る僕を見つけ
「おお、元気のいいランナーが帰ってきました~」
と絶叫・・・
さあ、ゴール地点でどうしたら良いのかな、計測で迷惑かけちゃうのかな、って思ってたら、大したもんです、係員が僕を制止してゴールラインを踏ませませんでした
時間は12時、スタートから2時間経っていた
川内くんが10分後にやってくると想像し、ゴール正面の群衆の中に入り込み、写真を撮る準備
周りの人たちと談笑していると、向こうの方にGARMIN405が見えた
あ、Kappaさん!
故障欠場したけど、川内くんを観にやってきたんだと。しっかりと特等席をゲットしていた
ところが、ゴールタイムが近づくに連れて、係員がどこからとも無くぞろぞろ増えてくる。まるで蟻んこの群れみたい!?
(写真参照)
川内くんのゴールタイムは23分くらい
残念ながら、係員が邪魔でゴールの瞬間は見えず、群衆が期待した?担架に倒れこむシーンも見られなかったけど、なま川内はオーラを感じましたよ!
さて、ここからは仲間の応援
失敗はハレハレ君の激走を見られなかったこと・・・
川内くんのゴールタイムからして、早くても55分くらいだろうと勝手に判断してトイレに行ってる隙にゴールしちゃってた・・・
コースに向かう前に、念のために、と思ってゴール地点を見たら、蛍光サンバイザーに新調した緑道バイクジャージ
慌てて駆け寄った
川内くんとのタイム差たったの28分だよ!!!
ここから、コース沿いを遡る
サブ3を狙うつわもの達の必死の戦い、形相
僕がいたであろう3:15レベルの皆さんの格闘
仲間ではないランナーだけど、ついつい大声で応援してしまった。よく通る声なので、結構みなさんに反応をもらえて嬉しくなった
ここで、Yasujoに声をかけられた
朝会わなかったので、トラベルイエローじゃない彼に気づかなかった(ごめん)
脚を引きずりながら必死にゴールを目指す姿に感動したよ
そこからは、仲間たちが続々と続く
残り1km付近で、大声を出しながら何度と無くシャトルランしたので、周りの皆に覚えられちゃったかも!?
4時間を越えると、シャトルランが減り、寒くなってきた
でも、どうしてもkenさんはお迎えしたかったので、ハイバリ君に電話したりしながら待っていた
しばらくすると、なぜか僕の横に彼が!
やがて、38kmでの応援を終えたTegaさんも合流
そして、必死に歩いているkenさんがやって来た
4人で一緒にゴールへ
何だか、年末のEKIDENを思い出したよ
(と思ったら、ハイバリ君は家族を待たせてるので途中離脱!?)
で、3人でゴール
今度はチップが無いのでラインをまたげました
昨日のトラベルチーム、泣き笑い、いろんなドラマがありました
自分自身は不甲斐ない結果、そして、応援ランのせいで?今朝は患部が悪化しちゃったけど、お陰で、完走していたらできなかった多くの経験をさせてもらいました
来月の仙台ハーフも万全ではないので、事実上今シーズンは終わったけど、来期に向けていろいろ考える材料をもらえた一日となりましたとさ