立山~薬師岳縦走2日目
北アルプス立山~薬師岳縦走の二日目。
朝5:30スタート。
相変わらず人は少なく、最初に数パーティー追い越した後は、薬師岳の近くまで何時間も人に出会うことはなかった。
きのうに増して、緊張の岩稜伝いの道で気が抜けない。
巨岩のごろた石の道は、目印の白ペンキが消えかかっていて、コースがわかりづらいことおびただしい。
北薬師岳の手前は、両側がすっぱり切れたナイフリッジで、穂高の縦走でもしている気分。
6時間かけてやっと薬師岳に到着。
ここまでは、走れるところは走ろうと思っていたが、全くそういうところはなかった。
薬師岳の下りから、やっと走れる穏やかな道となり、これまでのうっ憤を晴らすべく、駆け下った。
折立バス停までの標高差1600mを3時間弱で一気下り。
最後はさすがに脚に来た。