悶々とした日々・・・
11日の震災発生から3日たったが、日に日に明らかになっていく惨状をTVや新聞を通して知り、かつこのサイトのメンバーの方たちも、様々な影響や被害を被っている。
あらためてお見舞い申し上げたい。
さて、自分はというと、震災当日は自宅にいた。
大きな揺れに腰が抜けそうになったが、家財等には被害はなかった。ただ、海岸から500mくらいしか離れていない上、大津波警報が発令されていたため、緊急地震速報の警報音が鳴るたびに、緊張感が高まっていたのは事実である。
ただ、電気や水道などのライフラインは維持されていて、生活していくうえで、殆ど支障がなかったのは、何とも運が良すぎるというか、被災されている方たちに誠に申し訳ない気持ちで一杯である。
その罪滅ぼしというわけではないが、今日の輪番停電による交通機関のマヒ状態を見越して、昨日~今日にかけて、久しぶりに往復40キロの自転車通勤をする。
といっても以前は普通に行っていたのだが、ここ1~2か月は、寒さや疲れに負けて電車や、自動車での通勤が主体になってしまっていた。
しかし、JRの運転状況やガソリンスタンド前に50台以上の車が並び、渋滞を誘発している状況を見るにつけ、今自分ができることと言ったら、義援金の提供(まだしていないが…)と無駄なガソリンや電気を使わないことぐらいか・・・。
昼間、近くに住む職場の同僚から、東海道線が止まり自転車(しかもママチャリ!)で職場に向かっているが道が分からなくなってしまったとSOSコール。さっきメールが入って無事着いたけど2時間30分かかったとのこと(自分は、普段は1時間10分位)お疲れ様である。
さて、三浦マラソン前後から続いている、左臀部の痛みに加え、未曽有の大災害となってしまった、大震災・・。
ここ数日、とても走る気分にはなれず、今日も悶々としていたが、やはり、生きている者が、亡くなられた方の分まで、しっかりと生きていくべきだと、自分流の勝手な解釈をし、久しぶりに走ることにする。
風が強く、南西からの向かい風で前半はペースが上がらず苦しんだが、後半3キロは供養のつもりで、ペースを上げる。左臀部の違和感は絶えず続いたが、痛みに移行することはなく、少しホッとする。同時に生きて走れることのありがたみを実感する。
それにしても今日の海の色はなんとなく不気味に見え、TVで見た津波の映像が脳裏に浮かぶ。東海大地震が発生したら、我が家がこれに飲み込まれるのかと思うとちょっとぞっとしてしまった。
ところで、20日に予定されていた板橋cityマラソンが中止とのこと。現在の諸事情を考えれば致し方ないし、今の自分のコンディションではおそらくフルをきちんと走るのは困難だと思う。
あと、先日のブログで、3月27日の湘南鎌倉ユルユルトレラン企画をお知らせし、何名かの方たちから参加の希望の同意を頂いているが、これもどうしようか迷っている。
自粛すべきか、それともこういう時こそメンバー同志の絆を深めていくために実施すべきか(これまた勝手な解釈かもしれないが)
ただ、27日の時点で今のような状況が続いていれば、それどころではないということになってしまうが…。