雪の足柄峠
今日は、以前から気になっていた
足柄峠に挑んでみる。
山北から入ろうと考えていたが
御殿場線が間引き運転で、連絡が悪いため
大雄山から入ることにする。
距離は往復で3キロほど短くなるが、標高差はこちらのほうがあるようである。
大雄山の駅に着き、荷物を預けようとコインロッカーを探すが、何と使用中止中!なんで~?
仕方がないので、着替えなどを強引に詰め込み
パンパンになったトレランザックを背負って登る羽目になる、重さ3キロ以上はありそうだ。
「お前は山をやる人間なのに、空身で登るなんてとんでもない」と、山の神様の怒りに触れたのかもしれない。
のっけから、緩い登りで始まる、疲労が蓄積していることもあり、ペースは上がらず。でも、周辺の里山風景は素晴らしく、早咲きの桜、緋寒桜、梅もまだ咲いていて、いよいよ春か~。などと感慨にふけっていると、西から雨雲が、途中から冷たい雨となる。残り3キロからはさらに急な登りとなり、ますますペースが落ちる、向かい風もしんどい。
それでも、何とか歩くことなく、ほぼノンストップで登りきる。1時間20分ほどかかる。
薄いウインドブレーカーしかもっていなかったので
結構濡れたうえ、何と雪まで降ってくる。
峠は閑散としていて、誰もいない。寒さに負けて、早々と下山にかかる。
下りは苦手なうえ、膝を痛めるのが怖いので普段はゆっくりと下りていたが、今日は思い切ってペースを上げてみる。大腿4分30秒~40秒を維持しながら、大雄山に戻る。帰りは56分。
4分30~40秒台というのは、普段の平地のトレーニングでも出しているペースなので、坂の下りでは、もう少し早いペースが可能だったのかもしれない。でもやはり故障が怖いという気持ちもあり、腰が引けてしまったのかもしれない。
でも、最後まで膝や臀部に痛みは生じることなく戻ってこられたのは何よりであった。
もう少し、余裕をもって登りきるパワーが欲しい。
ザックを背負っていたから、というのは理由にならない。
普段より消費カロリーも多かったこともあり、終了後は、かなり寒い思いをした。
計画停電で、各線とも間引き運転のため、乗り継ぎがうまくいかず。帰宅もすっかり遅くなってしまた上、またもや雨にやられ、ずぶぬれで帰宅。
6日連続のランは、さすがに応えたが、なぜか左臀部の痛みは大丈夫な模様。明日は、チャリ通勤だけにして、走るのは休もう。