怪我故障にならない体つくり
前日まで、走るかどうか?迷っていて、咳きをする度に、「痛って!」と言う僕をみて、「そんなんじゃ無理なんじゃない!」と友人たちは言っていた。
いわきサンシャインマラソン以降燃え尽き症候群になっていた僕に、ライバルの東京マラソンのPB更新、脚の具合もここ数年でベストの状態、走り込みも十分、古河の平坦コースでライバルのPBを更に更新してやろうと思っていただけに、走りたい気持ちとそして火曜日以後の腰痛で迷いに迷った挙句、とりあえず会場までは行こう!
前日は、(心のどこかで、どうせ走らないっという安心感)から
快眠で2時半に目が覚める。
3時40分頃家を出発し小山に宿泊してるラン友を迎えに、そして会場に、そこでもまだ迷っていたが、トラベルシャツに着替えゼッケンをつけたら、なんとかなるんじゃない、と言う気持ちになって、結局ラン友とスタートラインに並ぶ、
走り出しラン友についていくが、走ると腰の痛み、そして何より呼吸が苦しい(強く腹や胸に打撲を受け息が苦しい感じに似てる)
遅れ気味の僕を何度も振り返り気遣うラン友に「先に行って!」とお願いする。
ゆっくり走り出すが、もう心はすっかり折れていて、
そこが会場に近いと思い、7K地点で棄権しようとチップとゼッケンを外すが、まだ先だとスタッフに言われ、救護呼ぶからと言われたが、歩く分には大丈夫なので、またチップ、ゼッケンをつけゆっくり走り出す。10K表示のセンサーマットを走り終え、再びチップ、ゼッケンを外し、遅れてスタートした10Kのランナーに混ざり歩きながら会場に戻る。
その後、小山から応援に来てくれた高校の後輩と競技場入口で応援する。
Pipioさん、みずやん、kazooさんを応援するつもりだったが、
pipioさんは発見できず、最初に戻ってきたのが
4年前まで僕のライバルだった、地元いわきのU女史。
2週間前の東京、そして前週の10K,と3週続けてのレース参加、
10Kは40分を切れなかったと残念がっていたが、今回も東京Mに続き3時間17分台でのゴール、その後みずやんが苦しそうに戻ってきた。体調が悪そうなのに最後まで走り切るみずやんの姿に自分が恥ずかしい、そしてライバルランナーが疲れた様子も見せず戻ってきた。
もしかして、またまた東京Mの記録を更新?記録は3時間48分だったが、コンスタントに3時間50分を切ってる彼女にもうフルでは勝てないのか、嬉しいライバルの好走だが、何かモヤモヤ感が残る。
会場でラン友を待ってる間に、晴れ晴れとしたkazooさんと会う、
本当にいい笑顔だった、
迷った挙句走ったのが良かったのか?悪かったのか?でも会場に行って、多くの元気なランナーに会えて心だけは元気になれた気がする。
今回はいつも一緒に参加するかずくんが仕事で行けなかったので、帰りは一人旅、食事も休息もせず急ぎ帰宅、6時に家に着く。
僕の帰りを食事もしないで待ってる母に、何度も繰り返し、大会の様子を聞かれ、(妻は「遅くなるって言ってたから、お母さん食べてよう」と言ったらしいが…)
疲れから8時に就寝
夜中11時半頃、身体が痛く目が覚める。
ガリバーが小人たちにロープでがんじがらめにされたような感じ、
腰が痛くって寝返りができない、起きて水を飲もうとしても動かせない、布団の中で、痛くならない程度に身体をゆすりやっと枕元の水を飲む。
今回は脚の具合が良かったのに、前触れもない突然の腰痛、もうどこかおかしくなっても不思議でない年齢になったという事、今以上に身体のケアをしないといけないし、怪我故障のしない体つくりをしていかないと…
そういえば、スタート前に77歳のランナーが話しかけてきたが、その年齢まで、走ろうという気力があるだろうか、今の気持ちを持ち続けることができるだろうか