休足(孫との会話)
3時半トイレで目覚める。
ここから葛藤が始まる。
「今朝は早く目が覚めたから15キロ以上走れるぞ~」
「雨かな?雪かな?路面凍ってるかも?怪我したくないし、今日は走るのやめる?寒いし」
そうこうしてる間に5時半になってしまい。布団の中で腹筋の真似事みたいな事をして自分を誤魔化す。
腹筋をしたし今朝は休足にしよう。自分の気持ちを半強制的に納得させる。
孫と朝食を急ぎ食べ7時孫を隣町の小学校まで送って行く。
その車中の中で、
「快、正面に見える山の名前知ってるか?」
『う~~ん、わからない』
「あれは、水石山、いわきで一番高い山かな」
『山の頂上に何か見える、あれ何?』
「電波塔かな?あそこからテレビの電波が出てるんだ、頂上に行ったことある?」
『う~~~~ん、行ったことない』
「頂上には馬が放牧されているんだ」
な~~んていう会話を学校までの25分間している。
こんなたわいもない会話でも僕のストレス解消になっている。
それもあと1ヶ月あまり、4月になれば娘たち一家は単身赴任中の婿の所へ行く。
孫たちのために自分の時間が自由にとれないが、その不自由さは、あっても孫から癒される幸せな時間は何事にも代えがたい時間だ。